【ユース】2017Jユースカップ 3回戦 vs名古屋グランパスU-18なぜ俺らがプレミアリーグにこだわるのか? 〜前編〜

January 20, 2018

2017年度ガンバ大阪ユース卒団メンバーへ

今年もこの記事をアップする季節になったか…と、1年の速さにただただ驚かされる今日この頃です。皆様、いかがお過ごしでしょうか。
さて、2017年のガンバユースも色々なことがありました。昨シーズンから再び監督が替わり、且つコーチングスタッフも一新されました。プロの世界であればそうそう珍しい事ではありませんが、中学高校の育成年代ではあまり多くない事。ましてや、ガンバが一貫した育成方針を持っているクラブと言われているのであれば、尚更異例の事態だったと言わざるを得ません。そして、クラブが絶賛試行錯誤真っ只中にしている、U-23との並行生活も。その渦中にいた今年度の3年生たちは、目まぐるしく変化する環境の中でサッカーに打ち込んできた世代になります。

2017シーズンのガンバユースを振り返ると、プレミアWEST3位/クラブユース選手権ベスト8/Jユースカップ準優勝でした。ざっくりと分けて考えてみると、プレミアの前半戦とクラ選はメンバーのやり繰りをしながらの戦いに。一方プレミア後半戦とJユースはある程度メンバー編成が固まった中での戦いでした。春から冬にかけて着実にチームが固まっていく様が見て取れるシーズンだったと思います。ただそれだけ試行錯誤を重ねて紆余曲折あったチームだけに、タイトルを獲らせてあげたかった。確かに実ったものを目に見える形で収穫したかったなと。本当にあと一歩のところまで届いただけに…。

タイトル獲得には至らずとも、目の前の試合で歯を食いしばって立ち向かった選手たちの姿は、私たちの胸を熱くさせてくれました。今年の3年生もまた、本当に応援のし甲斐のある選手達でした。1年生から見てきても「こんなプレーするようになったんだな、こんな表情をするようになったんだな」と、1試合1試合噛みしめて見守ってきました。最後の最後まで走り続けて駆け抜けたそんな3年生たちへ、一人一人に思いを綴ってみたいと思います。



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桑原瑠真

情熱のGK、絶対的守護神。その頼もしさをいつの間に身に着けていた?!と驚かされた最高学年。1年、2年とBチームでの出番を見ても好不調の波も大きくて。素人から見ても試合中動揺していたり、迷っていたりという心持ちも伝わってきてた。でも3年間トータルの成長度合いでは瑠真がダントツ。豪雨の時之栖とNACK5でのPK戦は伝説やからね。俺らは一生語り継ぐよ。でも瑠真はまだまだ成長途中。ヨシさん、慶越さんというコーチとの出会いも大きかったね。これから先にも色んな出会いがあると思うし、瑠真は経験や努力をピッチで体現できる力がある。もっと多くの経験を積んで、完璧なGKになって欲しい。また俺らの守護神として、胸震わせるようなセーブを見せてな。待ってるよ!


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奥井大貴

2017年度主将。まだ俺らには誰が主将をやるのかわからないプレミア開幕前のとあるTM。明らかにチームを引っ張ろうと声を飛ばしまくっていたのが大貴でした。元々できる事ではなかったからこそ、真正面から取り組んでいたんかな。守備における対人の強さ、攻撃におけるドリブル突破力。ルックスからイメージさせるスタイルとは真反対の、頑丈な右SB。強いて気になってた点を言えば、ガンバり屋さん過ぎる所かな?縁の下の力持ちを地で行ってた大貴やけど、俺について来い!ってプレーだけでも主張できればもっと怖い選手になれるはず。次のステージでどんな進化をするのか今から楽しみで仕方ない。これほど楽しみな選手だからこそ、また必ず青黒を着てくれる日が来るのを楽しみにしてる!


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岸田悠佑

貴重なレフティ・オールマイティDF。CBで2年の夏からレギュラーを獲得。時にはSBでもタスクをこなして堅実な守備陣の筆頭格として戦い抜いてくれました。基本的には試合をしている姿しかわからないけど、きっしゃんが実は「ナイスキャラ」と認識できたのは3年になってから。もっと早くから知っておきたかった…笑 でもピッチ上では身体を張って最終ラインを守り抜いた闘将。時にはゲキも飛ばすし、何より魂のこもったプレーを常に見せてくれました。豪雨の時之栖、全員が凄まじい気迫で戦ったけど、きっしゃんの体の張り方は形容しようのない凄さ。正に【戦士】でした。次のステージでもきっと重宝される選手のはず。さらに逞しくなってガンバに戻って来てくれるのを待ってるよ!


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中島大雅

個人的に思い入れが強い選手です。ガン門3年のヒサを見に行った時に偶然見つけたのが、2年のなかじ。進級しても追っかけて。ユースに来てくれたらなって思ってたら本当に来て。昇格を知った時、外出中やのに大声で吠えてしまった。勝手に惚れ込んでもう4年以上。当初CBながらピッチ上ではスマートなところが気がかりやったけど、今は対人で泥臭く守ることも出来るし、フィードは攻撃の起点にもなるし、正に頼りがいのあるCB。ユースでの成長は自信にして欲しいし、もっと上を目指して成長できる選手。次のステージでどんな成長曲線を描くのか楽しみでなりません。ガンバでは手の届かんぐらいのCBになれるって期待してるけど、やっぱり青と黒のなかじが見たい!待ってるよ!!


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森永耀晟

初めて耀晟を見たのはJY2年。それ以降SB、ボランチ、CB、2列目とどこが本職かわからないほどのポリバレントっぷり。それはユースに上がってからも継続。下級生ではCB起用が多かったかな。個人的にはどこか固定してプレーさせてあげたかった。でも、そういう耀晟がいてくれたからこそ、3年なって大活躍できたとも言えるんかも。中盤でのびのびしてる時の耀晟は頼もしかった。プレーで引っ張る役割じゃなくても、縁の下の力持ち的存在がいることの強みを見せつけてくれた耀晟。器用やからこそ目立たへんかもしれん。でもきっと、見ててくれる人がいると思うから。ガンバでの6年間の経験も、ここから真価を発揮するはず。さらに成長して、今度は吹田で会えるのを楽しみにしてるよ!


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池田匠吾

3年になって迎えた夏の群馬でガンバの主役になった内の1人が匠吾。クラ選2017得点王。「ゴールが選手を変える」という事を体現してくれました。でも、ユース生活で報われた時間は僅か。プレーを見れば、ガンバユースなら活かしたくなるようなテクニックと独特の「間」の持ち主。ここに怖さが加わればというところで全国大会で得た結果。それでも立場を覆せなかった。内に秘めたる悔しさは相当なものやったはず。ガンバでは匠吾の持つ能力を最大限に引き延ばせてあげられなかったけど、この先では悔しさを前面に押し出してプレーにぶつけて欲しい。匠吾に必要なのは反発心でもあると思うから。この先、大化けするであろう匠吾を、また吹田で応援できる日を楽しみに待ってるで!


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山下諒

レフティーで中盤のオールラウンダー。このフレーズだけでも貴重なタイプと言えるわけやけど、やまりょうの場合はこなせるポジションの豊富さ以上に、中盤という枠組みの中であらゆる役割を遂行できるのが何よりの強み。底でレジスタとして試合を作ったかと思えば、インサイドハーフで攻撃的にも。サイドに出れば、一転バランスの取れる選手へ。實好監督が2年からU-23に呼び続けていたり、ユースでも存分に良さを発揮させられてたのは、彼の武器を見抜いていたからやろな。決して華やかさ全開ではないけど、俺らを魅了さてくれる楽しい選手。次のステージで更に揉まれて、強烈な選手になって戻って来てくれるのを願ってる。青黒を纏う姿がまた見れる日を楽しみにしてるよ!


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松下亮太

ユースに来た当初から、いかにもガンバが育てたいであろう選手だなと一目でわかったFW。だからこそ、3年間で未完の大器からブレイクスルーさせてあげられなかったのが無念。でも記憶に残る選手でもあって。プレミア初ゴールの時の、亮太ゴールを待ちわびてた我々の歓喜の爆発っぷりは、忘れられない瞬間の一つ。たぶんやけど、亮太が思ってる以上に俺らは喜んでたんやから。でも亮太には、自分がゴールを決めることが見てる人の喜びになるっていう事を、もっと伝えたかった。FWにはそういう役割もあるんやから。亮太のゴールの報せはこれからも待ち続けるし、それが自分の道を拓く唯一の道なはず。必ずまた俺らを亮太のゴールで熱くさせてくれよ!


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宮脇和輝

サイドプレーヤーの印象が強かった下級生の頃。SBもやったっけ。3年では2トップのFW起用が増えたけど、それはサイド時代からの献身性があっての事かな。僅差の試合でゴールを奪えてる印象も強いんよね。正にチームを助けてくれてたわっきー。ふと思い出したのは、1年の頃の1部リーグ。最終ラインの朋樹から、やたらめったら名指しで指示されてた時ね!笑 朋樹の集中攻撃っぷりに、わっきーは朋樹に何をしたんやと心配すらしたり!でも、その時から俺らにも"わっきー"の名前が定着しました。あの頃を思うと、本当成長したなぁ。大学でもわっきーのスタイルはきっと活きるはず。これから先どんな選手になるかまだまだ楽しみ!「ガンバのわっきー」をまた応援できる日が来るのを待ってるよ!


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山森裕平

ガンバ屈指の激戦区ボランチ争いに、三重から飛び込んできた裕平。なかなか試合に絡めなかったけど、だからこそ試合で裕平コールをできたときは嬉しかった。個人的には裕平の「閃き」のプレーが好きで、ここでそう来るかという意外性を見せてくれるのがたまらんかった。サイドチェンジもそうだし、特にガンバ育ちの選手が滅多に打たないミドルを、そこから打つか!というタイミングで打てるのは裕平の武器。終盤はCBに回ったり不本意やったはずやけど、中盤の質の高さは裕平が食い込んできてくれてたおかげもある。ガンバでは磨ききれへんかった部分を次のステージでは輝かせられるように、ここからガンバって欲しいです。もっと成長した裕平に、次は吹田で裕平コールできる日を待ってるで!


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足立丈英

1年の時に見せてくれたサイド突破に釘付けにされたのがついこの間みたい。上背がありつつ、軽やかにサイドを破る姿は見てて気持ち良くて。でも、CBへのトライはガンバにいる以上は自然な流れでもあったかな。結果として、だっちにとって糧になるチャレンジになってたのなら良かったけど、悔しさも残る結果になったはず。でもだっちは、まだまだ進化できるはず。何が足りてなくて、何を吸収していくべきか。もっと多くの経験を積んで行くやろうし、どんなスケールの選手になって行くのか楽しみで仕方ないです。そしてその結果として、ガンバがやっぱり欲しがる選手になってくれたら、俺らとしては最高。「ガンバのだっち」として帰還してくれるのを、待ってるからね!


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臼井貫太

JYからこの代の左サイドの主役として楽しみだった貫太。SBでもSHでも相手を切り裂くドリブルには興奮させられっぱなしでした。学年が上がるにつれWGや右サイドとポジションの範囲も広がって。でも3年の夏からユースの左SBに君臨してからというもの、圧倒的な存在感。JY時代から知ってる貫太の姿が更にスケールアップしてて頼もしかった。でも、これぐらい出来る選手って解ってるからこそ、もっともっと質を求めたくなる選手。大学4年間のレベルアップ次第で将来が本当に楽しみ。貫太らしいプレーを忘れず、今以上に積極勝負できる男になってくれたら嬉しいな。Jユース杯湘南戦ゴールの時の煽りは忘れられへんわ!4年後にまた、青黒纏ったアツい貫太と会えるのを楽しみにしてるよ!


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梅津克貴

ボールの奪い方、捌き方、U-23を経て球際の強さは物凄くなって。ポジション柄決して派手ではないし、献身的な所も買われてた。その献身的なプレーこそが最も華やかっていう、居そうで居ないタイプの克貴。3年夏以降は完全にチームの核。何度プレーに感嘆のため息つかせられたか。4年後どんな選手になってるか、今からすでに楽しみすぎる。でも一つ、偉そうに注文をつけてみる。もっと点が取れる選手になってもいいと思う。克貴ならできるから。ガンバで魅せてたプレースタイル+αで目立てば、周囲の視線は、その全てが克貴に集まるはず。より多くの人の目を惹きつける選手に!4年後には手の届かん選手になってるかもやけど、またガンバの克貴に会えるのを楽しみにしてる!


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白井陽斗

ガン門時代も見てるけど、やっぱり鮮烈だったのは1年でAチームデビューになったJユースのアルビ戦かな。試合展開が一方的ではあったけど、デビュー戦で2ゴールは圧巻だったしそれがまた万博競技場やったのも、今思えば持ってる男だからこその舞台やったんかなと思ったり。ただデビュー以降順調だったわけではなく。試合後の泣いてる姿もすぐ思い出せてしまうぐらい、陽斗の苦しんだ姿も印象的でした。前例が無かったか100%断定はできないけど、ユースをFWとして過ごした選手が3年で10番を付けたのは陽斗の他に記憶がなくて。そんな10番のFWもなかなかゴール量産とは行かず。チームを勝たせるゴールを俺らも欲してた。迎えたクラ選、2-1で勝ったジュビロ戦の先制弾は意外性と上手さが相まって、忘れられへんゴールの一つ。そういうファンが忘れられなくなるようなゴールを、これからもどんどん決めて行かなアカンのがプロのFW。甘い部分は許されないし、ひたすら結果だけ。ゴール決められへんからってふてくされたらアカンよ。年代の近いライバルも沢山おるし、どんどん差をつけてって欲しい。一つでも多く、俺らを熱くさせる点を決めてな!ガンバを頼むよ!


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芝本蓮

もはや説明不要の男、蓮。JY2年から亮太郎とボランチを組んだ試合も観てたし、JY3年で中心やった頃も見てる。でも、やっぱり蓮にはケガが付きまとってた印象が強すぎて、こうやって蓮を振り返るといつもケガの事に触れてしまう。でも3年になって、U-23帯同して本当に強くなった。鍛えられてるんやなぁ。もちろんまだまだ第一線でやれるフィジカルではないし、向上の余地はたくさん。すでにプレースタイルも多くの人に知ってもらえてるだけに、期待も大きい。でも決して、焦ることなくじっくり成長して欲しいというのが本音。プロの世界、何があるかわからへんし、焦らないといけない時期もあるかもしれん。それでも、のびのびプレーできる身体あってこそ。周囲に惑わされる事なく、蓮に合ったスピードを掴んで、成長してって欲しいのが何よりの願いです。それほどまでに、蓮の持ってる力はガンバの希望やし、俺らの希望そのもの。これから蓮の技で多くの人を魅了していってください。アカデミーの後輩達が憧れられるように、どんどん凄くなってください。これからも、よろしく!



ユース卒団まで選手達を見守られて来られたご父兄の皆様

今年度もあちこちの試合会場、そして練習場で本当にお世話になりました。特にコミュニケーションがそんなに上手くない私に対してでもたくさん話しかけていただいて、心から感謝しております。失礼も多かったと思うのですが…。
常日頃から、育成年代の選手にとって最大最強のサポーターは親御さん含めたご家族であるという考えは変わっていないのですが、この代の親御さんにも、選手を応援するという意味でとても学ばせていただけたなと感じております。
というのも、やはり某お父さんのユースサポ化には触れずにいられませんで…私としても衝撃的でした。我が子たる選手の応援が第一で当然であるにもかかわらず、下級生への応援にも熱がこもってたりと、スタンスが私どもとほぼ同じ。試合を見学に来られてる他の親御さんも、某お父さんと同じ思いであったとしても、それを声に出せるかということになると難しい部分もあると思います。でも、最高学年の親御さんの代表としても声にされてたのかなと思うと…毎試合での姿勢とその熱さにただただ感服致しました。なかなか出来る事ではなかったと思いますので。私を含めてユースサポーター一同、皆同じ思いとして書きますが、某お父さんの声は選手達だけでなく我々にも心強かったですし、助けていただきました。本当にありがとうございました。来るべき次のシーズンも試合会場でお待ちしていますね!笑
繰り返しになりますが、改めて。毎試合のように顔を合わせられた親御さんにも、そうでなかった親御さんに。私どもが選手たちを3年間応援させていただくことができたのも、ご家族の皆様の支えあってこそ。心から感謝を申し上げたいと思います。ありがとうございました。そしてこの3年間、本当にお疲れさまでした。これから先も選手達の事は出来る限り追いかけたいと思っていますし、選手達のガンバり次第できっとまたお会いできる事もあるかと思います。その時を、今からすでに楽しみにしております。今後ともよろしくお願いいたします。



長くなりましたが、最後に。
昨今の育成年代を取り巻く環境は目まぐるしく変化していて、たくさんの選択肢の中からガンバユースを選んでくれた選手達にはいつも感謝の気持ちでいっぱいです。悔しい事がたくさんあった3年間だったと思うし、まだまだこの先も苦しい道が待ってるかもしれません。でも、そういう時にこそガンバユースで過ごした時間や仲間の事を思い出して、乗り越えていって欲しいです。今回卒団した選手全員が、それぞれの道で大きく大きく羽ばたけますように。

今回も写真協力はsayaちゃんでした。毎年ご協力感謝しております!みんなのカッコ良い瞬間、"らしさ"が出てる瞬間、選りすぐりの一枚を彼女に選んでもらってます。これから先も、可能な範囲でこうして写真もきっと撮ってくれることでしょう!ちゃんとsayaちゃんのTwitter( @foot2b @foot2b_snap )はフォローしておくように笑


3年間、みんなの事を応援できて心の底から楽しかったです!本当にありがとうございました!


lifegoeson7 at 23:59│Comments(0) '17ユース 

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