June 01, 2017

【ユース】ここまでの足跡と、今思うこと

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 ご無沙汰しております。すっかり季刊ブログ化しております青黒観戦記です。いかがお過ごしでしょうか。さて、あっと言う間に6月突入。入梅目前のこの時期ですが、ちょうどユースサポーター的に一息つけるタイミングができたので久々の更新となりました。(本当はもうちょっとマッチレポを書くつもりでいたものの、やっぱり書けてなくてごめんなさい…)Bチームの大阪1部リーグが年明けすぐに始まり、新学期突入と共にプレミアリーグも開幕。そして毎年恒例のクラ選U-18関西予選も消化。今年のガンバユースがどんなチームでどんな戦い方をするのか、興味深く見守ってきました。今回は、プレミア〜クラ選予選を戦い終わった段階ということで、約2か月経過したガンバユースに対して感じたことを書き連ねてみたいと思います。

 しかしながら、ユースの事だけを掘り下げようとしてみても、どうしても絡んでくるのがU-23。そもそも試合開催日が被ることも多く、私はDAZNも未契約なので吹田で数試合見た程度。なのですが、昨年以上にユースとU-23の距離感が狭まっている現状…。今年のU-23の事はほぼ素人同然ですが、何かとかかわりがあるので多少触れることになります。大して見ても無いのに語ってしまうところもあるかもしれませんが、大目に見ていただけると幸いです。



■手探り状態からの開幕

プレシーズンのTMやフェスも極力足を運んでみたこのオフ。ユースが無いと寂しいからってこともあるのですが、やはり最大の懸念は2年続けて迎えることになった新監督。この年代ではあってはならない監督の短期間の交代。宮本さんが1年限りだったのは既定路線だったのだろうとわかっていても、不安になるのが当然でしょう。私の周囲も期待と不安が入り混じった開幕前。實好監督のサッカーは昨年のU-23からイメージできる部分もありつつ、立て続けに指導者が変わる環境に置かれた選手たちをどう育てていくのか、興味深かったです。いくつかのTMを経て見えてきたのは、昨年の積み重ねを踏襲している部分と、實好監督カラーの色付けを注力している部分でした。
まず前者は最終ラインに対してです。プレミアを戦い抜く上で最重要事項は降格しないこと。これを避けるためにやはり守備の安定は欠かせません。實好監督はこの部分において大幅な色付けをすることなく、宮本ガンバユースの昨季終盤からあまり顔ぶれを変えませんでした。チーム方針としてもこの選択は間違っていなかったと思います。一方で、こだわりを垣間見たのが中盤・前線の構成。ボランチとFWの組み合わせはかなり色々なパターンを試していました。それだけバリエーションに富んだ選手が居てるとも言えるのですが、いかんせん名前だけで組み合わせてみてもうまくいきそうで、なかなか上手くいかず。
こういった状況からプレミア開幕を迎えることになった實好ガンバユース。始まってみないとわからないのがサッカーですが、こういう側面が見られていただけに応援にも熱を入れなければと思わずにはいられませんでした。

■模索をしているのはユースだけではなく…

 プレミア開幕の1か月前に一足早く開幕していたJ3リーグ。ユースのチーム作り真っ只中でも、トップチームの事情からU-23への選手供給は想定以上に多かったと私は推測しています。U-23にはユースに登録されていない専属ユース選手が4名(足立丈英、梅津克貴、谷晃生、臼井貫太)。ユースはもちろん彼ら抜きで当初からチーム作りはしていたものの、ご存知のように蓋を開けてみれば毎試合彼ら以外のユース選手が招集されています。ユース選手の招集に関しては、高校年代では経験できない試合経験を積める点は大いに歓迎できます。ただ、ユース贔屓な私から言えばトップ・U-23・アカデミーのサッカーが一貫していない中での現状のような選手移動の多さには疑問がありますね。育成すべき選手を、どのようなサッカー選手に育成していきたいのか。方向性が異なる中での選手育成は、傍から見ても難しい作業に感じます。
このような状態で、トップ以外の各セクションが手探りで進行していかなければいけない事自体が心苦しいのが正直なところ。そしてこのようなU-23との絡みを考慮すると、プレミア開幕を迎えた段階ではまだまだ今季のガンバユースが出来上がっていなかったと言えるでしょう。もちろん、開幕段階で出来上がっているチームを探す方が難しいですが、ガンバユースが置かれている環境はなかなか厳しいものがあったと思います。

■着実に進める歩み

 プレミア開幕以後、5節終了時で中断に入るわけですが、そこまでの成績は以下の通り。

第1節 vsアビスパ福岡U-18     1-0 〇
第2節 vsセレッソ大阪U-18     1-5 ●
第3節 vs神戸弘陵学園高校     3-1 〇
第4節 vs阪南大学高校       1-1 △
第5節 vsサンフレッチェ広島ユース 0-0 △

5戦して2勝2分1敗。18試合しかないリーグと考えると、2分のどちらかで勝っておきたかったなというところです。敗戦はダービーの1つ。スコアだけ見ればショッキングな敗戦。とはいえ、相手のやることなす事上手くいった感もあったし、ショックを引きずらなかったところは良かった。それ以降、大崩れしなかったところに成長も感じます。この辺に関しては、経験を積み上げてきていた最終ラインが踏ん張りを見せてくれていました。一方で、やはり攻撃陣にかかる期待は大きいわけですがなかなか結果は出せません。各試合においては組み合わせのテストだったり、U-23や代表招集によるメンバーの固定が難しかったりと、模索している様が如実に表れていたのではないでしょうか。今季は2トップを採用していますが、その組み合わせだけでも5試合で4通り。守備である程度のメドが立っている分、攻撃ではより良い可能性を模索中といった段階でした。

■模索からチームの底上げへ

 プレミアが中断に入り、息つく間もなく始まったクラブユース選手権関西予選。今年も関西からの全国進出枠は5。関西Jクラブ4つのうち上位2つに入れば、まず関西第1、第2代表として全国行きの切符を掴めます。例年であれば、プレミアはいわゆる「ガチメン」であるのに対しこちらは「新戦力発掘」という位置付けを各チーム持っています。今年のガンバに関しては、勝利と発掘と模索を同時進行で目指す事になりましたが、結果から言えば"嬉しい悩み"が増える事態となりました。以下、クラ選予選3試合の結果です。

第1戦 vsセレッソ大阪U-18  2-0 〇
第2戦 vs京都サンガU-18   2-1 〇
第3戦 vsヴィッセル神戸U-18 3-2 〇

3連勝!素晴らしいですよね。もちろん相手の事も差し引くべき部分はあるのですが、それはこちらとて同じこと。3試合共通してスタメン出場を果たしたのは桑原瑠真、奥井大貴(C)、白井陽斗の3年生達3名のみ。記録を見ていただけるとわかりますが、学年問わず様々なポジションで選手を入れ替えながら戦ってきたことが見えてきます。プレミアではなかなか起用できていなかったBチームの選手も積極的に使いながら結果に繋げられたことは大きな収穫です。2年生では河井哲太、丹羽匠、永山周平。1年生では中野歩、川修平などはこの先のクラ選本大会や、プレミアでも十分に試合に絡んで来そうな予感を感じました。たった3試合ではありますが、プレミア勢同士の対戦でチームの底上げを図りながら予選1位で全国行きの切符を掴めた事は、チーム全体の自信にして欲しいところです。

■激アツな夏に向けて、一サポーターから

 ガンバユースにとって6月はさらに「競争激化月間」としたいところ。Aチームの公式戦が25日まで無いという状況を無駄にせず、有意義に使ってほしいのが本音。恐らくはTM中心でしょうが、中にはU-23へ行く選手も出てくるでしょう。というか、こういう時期にこそユースの選手は積極的に使ってもらえれば…と思うのはユースサポーターのエゴですかね。U-23の状況を見ているとそうも言ってられないのは承知していますし、極力良いチーム状況でユース選手にはサッカーをさせてあげたいのですが。この辺りにもどかしさを感じてしまいます。
また、クラ選予選を通して底上げできたチーム力に厚みを加える上で何より必要になってくるのが3年生の成長。監督は毎年違うし、取り巻く環境も毎年変わるし、そうこう言ってるうちにもう進路の事も考えなきゃいけない季節。こんなに大変な学年もなかなか無いです。少なくとも、ユースを追いかけ回している我々だけでもその辺の難しい局面に対して、何もできないけれど気持ちだけでも寄り添ってあげたいなと思っています。しかし、時間はどんどん過ぎていくわけで、1秒も無駄にして欲しくないのです。
なぜこういうことを思うのかと言うと、ここまでの試合を見てきて感じることが一つありまして。それは、まだまだ自分の事だけで精一杯な選手もいるように見えているからです。散々言ってるように大変な環境の中で日々サッカーに取り組んでいるのは理解してるつもり。でも、もっと3年生にはチームを引っ張る気概を持ってもらえたら良いなと感じてます。私は試合中の姿ぐらいしかわからないけれど、もっと意見は言い合うべきだと思うし、支え合って欲しいとも。そういう意味では主将の奥井はチームをよく盛り立ててくれてるし、その姿は本当に頼もしいです。でも、もっと主将を助けてあげられるんじゃないかなと。ベンチメンバーだって声は出しても良いし、もちろん試合に出ていても、出ていなくても下級生だって同じような気概を持っても良いかなと思います。一人一人それぞれの形があると思うけど、もっとできるんじゃないかなと感じています。

 そういえば。実は今年から、試合でユース用のチャントを歌い始めています。と言っても、毎試合ではないのですが(笑)今も、これから先でも、こういう想いを持って欲しいなと考えて入れた歌詞があります。

"青黒のために 仲間のために 戦え ガンバユース”

ユースに居る選手みんなが自分のためにサッカーをしているのは当然の事。だけど、ガンバユースでサッカーをする以上、身に着けているエンブレムとその色を愛せるようになって欲しいという願いがまず一つ。そして何より、自分を囲む仲間とサッカーに打ち込めている事が幸せな事だといつか感じて欲しくて、その仲間の事を想って戦って欲しいという願いを込めました。今後はウザいぐらい歌うかもしれませんが、嫌がられても歌うとは思うのでご理解いただければと…(笑)

偉そうに長々と書いてしまってすみませんでした。でも、激アツな夏はまもなくやってきます。ユースとU-23で分かれて戦う3年生も、下級生も、自分と自分の仲間と過ごせる日々を大切にして、本当にガンバって欲しいです。そして、みんなでもっともっと強くなって、日本一になって欲しいと心から願っています!
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lifegoeson7 at 23:59│Comments(0)TrackBack(0) '17ユース 

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