January 12, 2017

2016年度ガンバ大阪ユース卒団メンバーへ

お久しぶりです。ご無沙汰しております。
すっかり年2回更新ブログになってしまいましたが、ブログ主はどうにか生きてます。皆様はいかがお過ごしでしょうか。
さて、2016年のガンバユースは色んなことがあった1年でした。監督が代わり、新たな戦術スタイルを導入するなど、新鮮な時間になりました。そんな年にユース最高学年を迎えた選手たち。これまでとは異なる環境での時間の中で過ごした彼らに対して、追いかけてる我々にはこれまでにない感情も湧きました。戦い慣れたサッカーに打ち込ませてあげたかった気持ちもありました。でもきっと、選手たちには貴重な経験が積めたんですよね。

今年のチームの結果を振り返ると、まずプレミアリーグWESTは5位。厳しいリーグで収穫と課題を毎試合見つけながら、戦い続けた立派な結果だと考えています。何より、U-23との兼ね合いややり繰りは誰にとっても未知の世界。その中でよく戦い抜いてくれました。夏のクラブユース選手権ではベスト16。群馬はガンバユースにとっても厳しい環境なのですが、なかなか勝ち上がれない大会に…。過酷なレギュレーションということもありますが、短期決戦の難しさを今年も味わった格好になりました。Jユース杯はベスト8。結果的に優勝した相手に「アウェイ」で戦わなければならなかったことは不運でしたが、 夏の悔しさをぶつけ、強くなりたいという気持ちを前面に出しながらの戦いぶりに、胸を熱くさせてもらいました。

残念ながら、選手たちが最も欲していたタイトルは獲ることができず。でも、3年間を通してガンバ大阪の一員として誇り高く戦い抜いてくれました。そんな選手たちや、彼らを取り巻く方へ、ありったけの思いを綴らせていただきます。




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渡辺健太

いつ声をかけても人懐っこい笑顔で応えてくれる健太。ファンの多さはこの学年でダントツ!先輩のケガもあって2年でプレミア開幕スタメン。この時が健太の転機だったよなぁ。試合に出てこそ選手は成長するというのを目の当たりにしました。ミスしても折れないメンタルの強さも武器やね。Twitterに自分のミスの動画をツイートしてる選手は初めてでしょ(笑)あと味方への叱咤、鼓舞、落ち着かせ方なんかはらしさ全開で頼もしかった。慣れない土地でのプロ生活は大変やと思うけど、健太の活躍が仲間の刺激になるはず。だから仲間に届くように活躍するんやで。健太の敬愛する東口のように、偉大なGKになっていつか帰って来てくれるのを楽しみにしてるから!

 
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杉山天真

代々ガンバの泣き所なのが右サイド。中学時代から俺の光明でいてくれたのは天でした。攻守両面での安定感は、スペシャリストでなきゃいけないSBとして完璧。だからこそ、不運なケガが多かったことが悔やんでも悔やみきれなくてね…。2年の夏の群馬。あまりに悔しい決勝T行きを絶たれた敗戦の直後、試合中にケガをした天は応援席に居た俺らに向かってケガしたことを謝ってきた。謝る必要なんてどこにも無いのに。でもその責任感の強さも天の良いところやね。ユース生活で課題はハッキリしたし、大学で課題克服して、とにかく結果残しまくるんやで。天ならできるから。それでまた、俺の希望の光としてガンバに戻ってきてな!

 
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小林和矢

Jrユース時代、GKとFW以外どこでもできる選手として楽しませてくれた和矢。ユースで便利屋タイプになっちゃうのは心配やってんけど、それは杞憂でした。印象深いのは瑞希と組んでた2年次のボランチ。潰しては繋ぐ堅実なプレーでの存在感は抜群。和矢の将来は、2年でのプレーが今後のヒントかなって勝手に思ってる。また、ピッチ上は職人タイプなのに、オフ・ザ・ピッチはムードメイカー。一家に一人欲しいナイスキャラ。ナイスすぎて嫉妬してたけど、最後までキャラで和矢を越えられなかったのが、俺の小さな心残り(笑)大学ではよりピッチ上での存在感を押し出して、ガンバるんやで!帰ってきてくれると俺の心残りも晴れるかもしれへんしね(笑)ガンバに帰ってきてくれるのを待ってるよ!
 

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上岡朋樹

去年までのCBには裕貴、秀平、龍平とレギュラークラスがどっしり構えてて、3年までチャンスに恵まれなかった朋樹。満を持して迎えた3年次、それまでの悔しさをぶつけるように1試合ごとに成長していく姿には、本当に頼もしさを感じてました。それだけに、もっとたくさんの厳しい試合経験を、早くから積ませてあげたかった。先輩達に全く引けを取らへん武器もあったからね。その武器は何といってもビルドアップとロングフィード。最終ラインから魅せるスルーパスは大好物やったよ。ガンバトップチームにこんな選手がいてくれたら、どんなに楽しいんやろか…って思いを馳せた事なんて何度あったか。これからもその武器をもっと研ぎ澄まして、立派なCBになって欲しいです。またガンバの朋樹を応援したいから、待ってるよ!


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山下令雄

令雄の左足の精度に魅了されて4年。でもユースではBチームで試合に出ても、どこか消化不良気味にサッカーをしてた時もあって、その頃は気になってた。Jrユース3年次に天との両翼で魅了した「破壊的攻撃力」が、ようやく開花しそうなところまで来た3年次。令雄はユースに無くてはならない存在になってくれました。キック精度に留まらず、左ウイングとのコンビネーションも抜群。エグるわ、組み立てるわ、クロスキメるわと、大黒柱にふさわしい活躍でした。ユース3年間で見ると悔いが残ったと思うけど、着実に進化はできたはず。大学で早くから結果を出し続けて、さらに怖い選手になるんやで!令雄が帰ってくるのを待ってる人も多いから、しっかり戻って来れるようにガンバってな!

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松本歩夢

誰が見ても笑顔が可愛い歩夢。それは俺に無いもので、歩夢が羨ましかった(笑)でもピッチに立っていても、少し前まではその可愛さの方が、プレー印象より上回ってた。目に見えてわかりやすい結果があまり出せてなかったんよね。そこが個人的には気がかりでした。でも、慣れない3トップの採用で笑顔以上にプレーが輝いた。右ウイングでもセンターFWでも空中戦の強さ、キープ力、相手を引き付ける突破が攻撃の推進力になってたし、とにかく歩夢のプレーにはダイナミズムが感じられました。歩夢の存在が、このチームを「戦えるチーム」にしてくれた。本当に頼もしい選手になったなぁ。大学で試合に絡んでアシスト、ゴールと結果を出してもっと沢山の人の目を惹きつけられる選手になってな!4年後の歩夢が楽しみやし、帰ってきてくれるのを待ってます!


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西田一翔

キレキレのドリブルで相手を翻弄させられる、この学年屈指のドリブルテクニシャン一翔。でもユースではそのドリブルをさせてもらえず。ボランチに移った当初は戸惑う姿をたくさん見たなぁ。一翔には必要なトライやったろうし、プレーの幅は確実に広がったと思う。JY時代には見られなかった献身性が磨かれたと思います。とはいえ、ドリブルで自由に駆け回る姿こそ本来の一翔の姿やと思うし、卒団を機に晴れて思う存分自分を出せるようになるんちゃうかな。だから一翔にとってはここからが本当の勝負。俺は勝手にそう思ってます。ユースでの経験が、今後大きく翔ぶための「バネ」になるはず。一翔のプレーが見れるか見れないかで一喜一憂してた我々のためにも、大学で思う存分大暴れしてな!そしてできたらまた、青黒の一翔と会えることを願ってるよ!


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佐藤倭

誰よりもゴールを欲する姿。ゴールできず誰よりも悔しがる姿。倭の背中からは「結果を出したくて仕方がない」っていう執念がいつも滲み出てた。愛する故郷に活躍を届けられるように、活躍を届けたい一心でピッチを駆け回ってた倭。そうして奪ったゴールはどれも印象深くて、俺の脳裏にも焼き付いてる。俺はこんな風に「応援する人の心を動かせる選手」が大好き。ユースでの3年間に充実した時間は少なかったと思うし、これから先も苦難の道が待ってるかもしれん。でも倭が秘めてる覚悟とか生き様を、いつかプロサッカー選手として爆発させて欲しい。仲間にも見せつけて欲しい。倭ならできるから!これから進む道でも倭らしさを貫いて、いつかまた帰ってきてくれる事を楽しみにしてるよ!


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小西雄大

実はオールラウンドプレーヤーなこの学年の3代目主将の雄大。律が抜け、亮太郎が抜け、最後の主将となって引っ張ってくれて頼もしかったよ。ただ、思い通りにいかないことも多かったよね…途中からチームをまとめるのも大変やったと思う。喜怒哀楽がめっちゃ出るから時に心配にもなったし、時にこっちまで嬉しくもさせられたりね。でも、それも雄大の良いところ。さぁ、次は故郷でプロ生活。プロになって故郷凱旋なんてカッコよすぎよな。雄大みたいに徳島でプロを目指す子どもが、憧れる存在になれるようにもっと大きな選手になって欲しい。ここからがスタートやし、徳島での活躍、めっちゃ楽しみにしてるから!でも雄大には確実に青と黒の血が流れてるんやし、いつか帰って来てや!待ってるよ!


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久本侑弥

見るからに優しさが滲み出てる表情とは裏腹に、FWとして貪欲にのし上がってきた侑弥。でもなかなか出番に恵まれなかったし、侑弥のゴールに俺らも飢えてた。だから、プレミア初ゴールはめっちゃ嬉しかったなぁ。FWは1ゴールで変わるんやなと、思い知らせてくれた選手が侑弥でした。ユースで出場機会を掴むまでの苦労はたくさん味わったはず。これから先も、常に出番とゴールという2つのチャンスを追いかけ続ける日々。ユース以上に苦しむ時もあると思うけど、ようやく掴んだ出番でもぎ取るゴールの快感を忘れずに、競争を勝ち抜いて欲しいです。ガン門の同期も選手権で活躍したし、次のステージでは侑弥の出番よな。将来また青黒を着れる日が来るように、これから先ガンバってな!俺らも待ってるからね!


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林実祈

重心低くボールキープし、左足で小気味よくドリブルとパスを織り交ぜてチームの潤滑油となれる、縁の下の力持ち的存在の実祈。実祈のプレーを見てて個人的に感心してたのは、居て欲しいところに現れてパスを呼び込んで、味方を助けられるポジショニングの掴み方。個人技もあるから本当はそういうところを見てあげるべきやったかもしれんけど、俺はそういう実祈のプレーが大好き。一方で、ライバルの多いポジションやったから苦しんだね。でも実祈には、味方が拠り所にしたくなるっていう才能がある!大学でさらに進化できると本当に楽しみな選手やと思ってるから、1試合でも多く試合に絡んで実祈らしさをアピールして欲しいです!また帰ってきてくれるのを楽しみにしてるから、その日までガンバれ!


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谷井宏気

この学年で一番悔しい思いをしたのは宏気やったんかな。左右両利きのように手足を使い分けられて、それはGKとしての大きな魅力。体格もJY時代からしっかりしてたし。でも安定してゴールを守れた時間は限られてた。同学年に複数のGKがいることの難しさ、厳しさ…外から見ていても厳しい世界だと改めて思い知らされた。ガンバでの6年間、宏気にはどんな時間やったんかなって、もっと時間が経った時に改めて聞いてみたい。宏気と健太2人で3年間切磋琢磨し合って来たけど、大学もまた新しい競争。今度は、宏気の武器を活かして、同期や先輩後輩を蹴落とし続けて欲しい。4年後でもいつでも良い。宏気がガンバに帰ってこれるように、今まで以上に応援してる。だから、ガンバれ!!



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食野亮太郎

中3の新チームになった直後の練習試合。ボランチで一見やんちゃっぽそうな選手が君臨してるのを見たとき、直感的にこの選手のことは好きになるやろうなと思ったのが懐かしい(笑)3列目から攻撃参加できる選手が元々好きなので、亮太郎はドンピシャでした。今はサイドアタッカーとして語られるけど、ボランチ時代もいつまでも好きやと思う。ユース3年になって10番の主将。試合直前にコールをすると、エンブレムを握ってこっちに応えてくれた。その姿が最高に好き!ガンバへの愛着をわかりやすくファンに向けてくれるところに、ガンバファンって弱いねんで。でもそういう亮太郎の姿を見てるから、ガンバのバンディエラ候補としての期待も大きい。海外に行くチャンスも掴んで欲しいけど、ガンバ大阪の一員として気高くこれからも戦ってくれることを心から願ってる。色んな思いをし、色んな経験を積んだこの世代の代表の一人として、みんなと一緒に戦った青と黒を纏った姿でスタジアムに君臨し続けて欲しい。それにライバルは同期だけじゃなく、身内にもいるんやしね(笑)これからも、よろしく!!



ガンバユース卒団まで見届けて来られたご父兄の皆様

本当にあちこちの試合会場で、たくさんお世話になりました。お会いできなかったり、あまりお話できなかった親御さんもいらっしゃるのですが、そうした親御さんの分もまとめてひっくるめて、共に選手たちを応援できたこと、本当に素晴らしい時間を過ごさせていただきました。
私はJY3年次からお世話になってる方も多くて、振り返って思い出話をここでしようものなら、まとめきれないほどの思い出の量になります。何より、そもそもこんなにも親御さんとコミュニケーションを取って良いんだ、ということには、当初驚かされました。そうやってお話をさせていただくことで聞こえてくるご苦労だったり、選手の横顔だったりというのは、失礼な表現かもしれませんが、私にとって「勉強」そのものでした。勝手に応援させてもらってるだけなのに、たくさんの事を学ばせていただきました。サポートする、という行動そのもの一つとっても考えさせられました。
忘れられないのは、全ての試合が負けられない群馬での試合の時。「選手が組むなら、私達も」と我々まで声を掛けていただいて組んだ円陣。応援から生み出される一体感っていうのはこの日のようなことなんだなって教わりました。
選手たちのことを一番そばで見守ってこられた皆様。選手たちの試合出場や試合結果で一喜一憂しつつ、それ以上のご苦労や喜びや悔しさも、たくさんたくさんお有りだったと思います。せめて、最後はこの世代らしく、みんな笑顔で皆さんを見送りたかったのですが、色々あってそれができなかったのは今でも心残りです。でも、ここから先も私は選手たちのサポーターですし、私は特に皆さんのサポーターでもあります。直接お会いできる機会は減りますが、選手たちのガンバりがあれば必ずまたお会いできると思います。また、キャッキャしながらお話させてください。本当にこの3年間、お疲れさまでした。たくさんお世話になりました。ありがとうございました。


長くなりましたが、最後に。
ここまで育ったみんなが帰れる場所こそ、ガンバユース。そこはいつも切磋琢磨した仲間がいた場所。迷ったとき、立ち返られる原点が、胸につけたエンブレムにあると思う。だから、その事を忘れないでいてくれると嬉しいです。
ガンバユースで育ったプライドを大切にして、どうか自分の未来のために、これからもサッカーに打ち込んでね。

今回、このエントリーを上げるにあたって、写真協力をいただきました。(もう長らく選手の写真を撮らなくなってしまいましたので…)使用させていただいた写真はsayaちゃん(Twitter ID: @foot2b )からのもの。彼女を初め、ガンバユースを応援する人は年々少しずつ増えています。卒団してどこに行こうとも、俺らはみんなを見守ってる。みんながサッカーしてる姿を引き続き、できる限り見守り、追いかけたいと思っています。だから、これからもガンバってな!!

3年間みんなを応援できて楽しかったし、感謝でいっぱいです。本当にありがとうございました!


lifegoeson7 at 23:59│Comments(0)TrackBack(0)

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