June 04, 2014

【ユース】第38回日本クラブユース選手権(U-18)大会 関西地区予選第2戦 vs京都サンガF.C.U-18

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 2週間ぶりの公式戦となったガンバユース。クラ選関西予選は2戦目、サンガU-18との対戦となりました。3週間前にプレミアリーグで対戦したばかりのサンガ。快勝した相手とすぐにリターンマッチをするというのは難しさもあるものですが、大会も変わるのでそこは切り替えて試合に臨んで欲しいところでした。2週間前の第1戦、ヴィッセル戦では追いついて勝ち点1をもぎ取っただけに、重要となる2戦目の戦いぶりには注目でした。

 梅雨明けを思わせる日差しが降り注いだ鶴見緑地球技場。少し前までの過ごしやすさは影を潜め、凶暴な夏の面影が見え隠れするそんなコンディションでの試合。これからさらに熱くなる夏を乗り切るためにも、暑さに負けないたくましいサッカーを見たいところでした。



ガンバ大阪ユース 0−1 京都サンガF.C.U-18 [公式記録]
@鶴見緑地球技場
得点者:(サンガ)'87沼大希


 と、いつものようにマッチレポを書こうとしたのですが、いつも使ってるtextFormationさんを使うために必要なツイッターアカウント認証がうまくできず、フォーメーションが作れないので、新しい形を模索していこうかと思います。他にもフォーメーション作成に使いやすいサイトがあれば、ぜひ教えていただきたいところです。

 さて、2週間ぶりの公式戦でしたが、ガンバユースは敗戦。試合全体を振り返って思うのは、やはり暑さが相当な影響を及ぼしたのかなぁということですね。2週間前のヴィッセル戦は、あんなに良いコンディションだったのに、わずか2週間で真夏日に様変わり。おまけに先週試合が無かったことが、余計に気候へのフィットを難しくさせてしまったのかな?と感じてます。まぁなぜそこまで気象条件について触れるのかと言えば、それはもう間違いなく両者の動きを見ればそうも言いたくなるような鈍い動きを見せていたから。こればっかりは仕方ないです、ほんとに鶴見緑地が暑かったですから。急にあんなに暑くなられては、ここまでやってきたサッカーもすんなりとはいかなくなるもの。出ている選手の中に、キレを感じさせる選手がほとんど居なかったのがその証拠かもしれません。雨だったり、風だったり、雪だったり、天候へのフィットはいつでもフットボールについて回るものですが、暑さへの順応もまた重要です。特に育成年代は真夏に大会が組まれるし、このクラ選本大会なんかはまさにその象徴的な大会。本大会はこんな暑さじゃ済まないだろうし、今日のような急激な暑さの中での試合の難しさを再確認できたと捉えれば、敗戦の中に価値も見出せるかもしれません。

 というわけで試合へ。この試合のスタメンは前節から大きく変えてきました。前節のスタメンからは4人の変更。羽野匡哉、山中海斗、松岡秀平、武田太一がスタメンに名を連ねました。林瑞輝、吉村弦、山拓海がベンチに回り、睫攵歓佑倭粟瓩良藹の影響で欠場となりました。負傷の睫擇呂箸發くとして、3年生組をベンチに回し、2年勢をスタメン起用ということで、クラ選本選へ向けての競争を促す目的の起用だったかもしれません。
このフレッシュな陣容の中でも一際目立ったのは、ライトバックで起用された山中海斗。前節のヴィッセル戦の試合後に行われた、ヴィッセルとのB戦で驚きのライトバック起用だった山中ですが、ここでも続けての起用は驚きました。2年生にライトバックを本職とする選手がいないことも、この起用に繋がっているのかもしれません。そんなわけで、山中の動きはかなり注目して見て行きました。ちなみに、その山中とマッチアップするのはU-18代表でもある奥川雅也。プレミアでも一矢報いるゴールを決められたサンガのストロングポイントでもある選手に、経験の浅い山中をぶつけてくるところはガンバ側の強気の姿勢が窺えました。

FWから右サイドバックへ。山中海斗は新境地開拓となるか?

 いつもと違った陣容で、いつもと違った楽しみがあったこの試合。序盤から両チームなかなか攻勢を仕掛けることはできずに一進一退の時間が続きます。ガンバは中盤でボールを繋ごうとするよりは、相手の最終ラインの裏へ出すボールが多く一発で仕留めようとする攻撃が多かったような印象。ただ、中盤の市丸や岩本からは縦に鋭いパスが出る場面があった一方で、2トップに入った武田と嫁阪にはなかなかうまくボールが渡りません。武田に関しては力ずくでボールキープができるところもありますが、気になったのは嫁阪のところ。嫁阪のところでボールが納まるけれども、周囲との連携はあまり良くなかったかな。この嫁阪のFW起用も前節のヴィッセル戦から引き続いてのことなのですが、個人的に納得いかなかったりしています。中盤の底やオフェンシブハーフとして攻撃を彩ることこそ嫁阪の真髄だと思っているだけに、最前線で突破を図らせたり相手の厳しいマークを受けて潰されてしまうのは、あまり良さが出せないように見えるのです。それこそ、ここまで最前線からチームを引っ張ってきた平尾を2列目に下げていたので、平尾とポジションチェンジした方が・・・とずっと思いながら見ておりました。この嫁阪のFW起用は監督に是非ともその真意を聞いてみたいところです。市丸・嫁阪のコンビは不動のもの、ぐらいの勢いで感じていた私なので若干偏った見方ではあることは承知なのですけどね。

 とはいえサンガの方も攻撃の形は作れず、ボールは持てても動き出しの少ない攻撃が多かったので、ガンバの守備陣が苦しむことはほとんどありませんでした。吉岡と前谷はそれこそ不動のCBコンビ。吉岡はカバーさせればスピードで、フィードを蹴らせれば正確さで存在感を発揮。空中戦には前谷が立ちはだかり、そして味方への鼓舞でチームの士気を高めてくれます。前谷と吉岡はまだまだ伸びる余地もありそう。というのも、まだまだ完成された動きができているわけでもないというところが、これからの楽しみでもあります。裏を返せば危ういところもあるということなのですが、そこはこれからのレベルアップに期待。

吉岡裕貴


前谷崇博

 前半最大のピンチはPKを与えてしまったシーン。恐らく審判より応援している側の我々の方が良い角度で見えたシーンだったので、PK判定は厳しすぎる印象でしたが・・・客観的にご覧になられていた方にはまた違って見えたんでしょうかね。とはいえこの年代の公式戦では、不可解な判定などお約束の範疇。判定も犯したファウルもさっさと切り替えることが重要ですよね。
さて、PKは今シーズン初めてAチームのスタメン入りとなった羽野の見せ場に。197cm、北摂のランドマークがサンガの絶好のチャンスを潰してくれます。相手キッカーと完全にタイミングが合った羽野は、抜群の読みでシュートをブロック。失点を回避することに成功しました。ここはもう羽野を褒めるしかない場面でしたね。少し相手のシュートもコースの甘さがあったと思いますが、羽野のセービングは見事。林がもはや完全なる正GKの座を掴んではいるものの、羽野もしっかりレベルアップしています。Bチームでも着々と脆さを減らせてきているし、林の後にも頼もしい存在が控えていることは嬉しい限りです。
ということで、PKのピンチも切り抜けたガンバは、前半スコアレスで折り返します。

羽野匡哉による魂のPKセーブは、見事の一言でした。

 後半もメンバーチェンジの無かったガンバですが、前半同様やはり動きにキレは見られず。時折ゴール前まで持ち込んでも、今度は相手GKに再三防がれてしまう嫌な流れも見え隠れします。それでも相手よりは試合も支配できているし、そういった流れの間に先制点を奪ってしまいたいところだったのですが・・・。後半が始まって10分ほどで、嫁阪と平尾がポジションチェンジ。嫁阪が中盤に下がったことで、落ち着いたパス回しが増えていきました。嫁阪にらしさが戻ったこともありますが、平尾が最前線に入ったことが、より攻撃面で大きかったような気がします。今年の平尾は最前線にいるときの"やったる感"が強烈。やっぱりこういう選手は、その選手が一番のびのびできるところに配置させてあげたいなと思ってしまいます。もちろん異なるポジションで力を伸ばすことも重要ではあるけれども、やはりイキイキとした姿を見たいものですよね。

 引き続き、うだるような暑さの中で膠着状態の両チーム。そんな中でもガンバはチャンスも見せます。前半に触れるのを忘れていましたが、平尾が前半終了間際にチャンスを逸したり、後半も嫁阪が決定機に決めきれず。さらにこの後途中で入ってきた妹尾も決定機を決められなかったガンバ。このうちの1つでも決まっていれば、試合は違ったものになっただろうと思うと、後半総じてもったいない場面が多かった後半でした。

 後半の選手交代は、岩本、武田、嫁阪を下げて、山、妹尾、佐藤。下がった3人もそれぞれよくガンバってたんだけど、どちらかと言えばこの試合では決定的な仕事を求められる選手たちだったと思われるので、結果を出せなかったのは悔しかったでしょう。でもまた次は暴れてくれることを期待しておきます。で、入った3人の顔触れを見ると、3年生に紛れてフレッシュな1年生が登場していました。FWの佐藤倭は今年の1年生で、唯一関西以外からガンバへやってきた選手。3月のアンブロチャレンジの時に少し見た以外はユースBの2部リーグでも見ることができなかったし、公式戦では初めて見ることが出来ました。その佐藤は平尾と2トップを組んだのですが、後半終盤からの登場だったりAチームでのデビューということもあって、遠慮気味だったかな?3月に見たときは「アピールしたいねん!」感がビッシビシ伝わってきましたし、見届けることが出来なかった2部リーグの大阪朝鮮高戦では後半からの登場で2得点と、出れば暴れ回ってくれる男というイメージが強すぎるのかもしれません。でも、この試合での経験からまた成長してくれるはず。楽しみな選手がまた1人増えました。

1年生FW・佐藤倭のこれからが楽しみです。

 チャンスは結構あったんですよね。決定機を外したり、相手GKも良いセーブを連発していたし、ガンバにとっては不運でもあり、今後の課題にもなった展開でした。そして試合終盤。ここまでスタートから奮闘していた山中海斗がいた右サイドを破られ、最後はこぼれ玉を中央にいたサンガの沼に決められ均衡が崩れます。この失点自体はサイドを破られたこともあるのですが、決定的なシーンをここまで作らせてこなかっただけに、この1シーンさえ防げていれば・・・。それまでにあった得点チャンスを決めておきたかったですね。守備陣はよくガンバっていたと思います。それこそ山中は奥川とのマッチアップにもしっかり対応できていたし、失点シーンに関わる関わらない抜きにしても、自分のいたサイドを崩されての失点はかなり悔しいだろうなと推測できます。不慣れなポジションでよくやってましたからね。山中は今後もサイドバックを経験させるのでしょうかね・・・気になるところです。

 ということで、暑さの中普段通りのサッカーは出せなかったガンバ。もちろんサンガも、負けたばかりの相手にまた負けたくなかっただろうし、暑くても最後の最後まで勝ちたい気持ちが上回ったのが、サンガだったということなのでしょう。ガンバとしては本当に悔しい試合。私の本心としては、羽野のPKストップや山中の奮闘を結果に結び付けたかったところです。この敗戦はしっかり胸に刻んで、また暑さに苦しみつつ拮抗した試合があった時には、勝ちきれるような強さを見せて欲しいと思います。
そして次戦は、ダービー。サンガ、ヴィッセルに完勝して早々とクラ選本大会出場を決めたセレッソが相手。6月はクラ選予選とプレミアリーグでダービーがある、ダービー・マンスです。まずは初戦となる8日のダービーの会場は、セレッソの練習場・舞洲。アウェイマッチになりますが、悔しさを味わったガンバユースが一回り成長するには格好の相手。アツい試合を見せてくれるんじゃないかと今から楽しみです。舞洲で勝どきを上げることを楽しみにして、私も平日を乗り切りたいと思います。お時間許す方は、8日(日)14:00に舞洲に集合しましょう!




lifegoeson7 at 23:59│Comments(0)TrackBack(0) '14ユース 

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