April 13, 2014

【門真Jrユース】高円宮杯U-15サッカーリーグ2014 関西サンライズリーグ第2節 ガンバダービー 〜ガンバ門真Jrユース編〜

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 開幕第2節にして迎えたガンバアカデミー同士の対戦、ガンバダービー。ガンバ大阪Jrユースとガンバ門真Jrユースの直接対決です。ガンバのエンブレムを付けた選手同士の対戦はこの年代ならでは。そして、この年代だからこそのライバル意識が垣間見える、それがガンバダービーです。昨日はガンバ大阪Jrユース視点でレポを書いたわけですが、今回はガンバ門真(以下ガン門・ガンカド)視点でのレポをやってみたいと思います。まだ選手のこともガンバ以上にわかっていないガン門ですが、ほぼ初見だからこその初心者目線で振り返ってみられればと思います。

 ちなみに、ガン門は開幕戦を引き分けて迎えた2戦目となります。初戦を落としたガンバ同様、勝ち点3を狙いたいだけに気合い十分で臨んでいました。ここでガンバを倒せば自信にもできるので、良いところをガンガン出せれば面白い試合が見られるのでは?と少し期待感も持って試合を見ることにしました。



ガンバ門真Jrユース 0−1 ガンバ大阪Jrユース
@J-green堺S4グラウンド
得点者:なし


 ガン門を見るのは、今年2度目になります。今年2月下旬、ふとガン門の様子を見たくて仕方がなくなった日がありました。そして、Twitter経由で練習試合があると聞き、見学へ。その日は合計4試合分・8本のTMがあり、せっかくだしということで全部見てきました。ですので、その時に試合に出ていた選手に関しては、一度は見たことがあるということになります。とはいえ、この練習試合はかなりテスト的要素が強かったようで、大半の選手がポジションを頻繁に変えていました。よって、どの選手がどこを得意としているとか、そういうところはわからないままでした。というわけで、このガンバダービーが実質初見のようなものになります。
ガンバ大阪JYと違い、練習や試合情報もあまりわからないだけにサンライズリーグで見れるのは本当に楽しみ。この試合ではいつもの2倍楽しみが詰まっていたというわけであります。 

 事前に背番号情報を教えていただけていたので、まずは布陣のチェックは大変はかどりました。個人的に注目していたのは、昨年1試合だけ見たサンライズにスタメン出場していた中島。2年生ながらユース選手としてでも見劣りしない体格に目を奪われていました。今季はキャプテンも任されている中島が、3年になってどんなプレーを見せてくれるかが楽しみでした。


ガンバ門真【Jrユース】
サンライズL vsガンバ大阪Jrユース
9 白井陽斗(3)
10 桃井勇輔(3)
8 尾花優太(3)
12 山田涼翔(3)
7 藤原魁晟(3)
23 梶村勇樹(3)
2 大山力也(3)
5 中島大雅(3)
4 浮田裕貴(3)
19 馬塲隆聖(2)
1 渡慎之介(3)

 試合開始からしばらくは一進一退というか、互いに慎重な立ち上がりでした。どちらが主導権を奪ってもおかしくないような展開。しかし、少しずつペースを掴んだのがガン門でした。序盤に迎えた決定機で、ゴール前での混戦から最後はポストに弾かれてしまう場面があり、これ以降ガン門がボールを支配して試合を引っ張っていきました。印象的なのは、中盤の4人を中心に素早くサイドへ渡し、左右のアタッキングMFが追い越す動きを見せてはゴール前へボールを送るという流れでした。また、藤原と山田のコンビは役割が整備されてる様子でした。豊富な運動量でボール奪取をする山田と、的確な捌きで攻撃の第1歩となっていた藤原はそれぞれよくボールに触り、ペースを手繰り寄せるべく自分がやらなければいけない仕事をきっちり遂行していたと思います。
 ところで、ペース的にはガン門が掌握していたわけですが、気付けば選手交代が行われていました。19番の馬塲が下がり、14番の右田がレフトバックへ入っていました。実はこの交代、ハーフタイムまで気付いておりませんでした…。アクシデントだったようには見えなかったので、戦術的な交代だとは思うのですが、ガンバの右サイドアタッカー、辻本への対策ということがあったかもしれません。
ペースはガン門が掴んでいたとは言え、決定機と呼べるものは1つ。ゴール前での攻め手を欠いたまま前半を終えます。





ガンバ門真【Jrユース】
サンライズL vsガンバ大阪Jrユース(後半開始時)
9 白井陽斗(3)
10 桃井勇輔(3)
8 尾花優太(3)
12 山田涼翔(3)
7 藤原魁晟(3)
23 梶村勇樹(3)
2 大山力也(3)
5 中島大雅(3)
4 浮田裕貴(3)
14 右田康浩(3)
1 渡慎之介(3)

 後半も前半途中からのメンバーを維持してスタート。ガン門は攻撃面で今一つ力を出せずにいたわけですが、一方で守備面での強固さを感じさせます。その代表的存在が、中島。前半から最終ラインでの圧倒的存在感でガンバ攻撃陣をシャットアウトし続けていく姿はさすがの一言。中でも、ガンバのストロングポイントである対面の臼井とのマッチアップは大迫力。緩急をつけて抜きにかかる臼井のドリブルに厳しく体を寄せてブロックしたかと思えば、今度はサイドバックやボランチがかわされた場面での見事なカバーリングでピンチらしいピンチを招くことを回避していました。中島と臼井のマッチアップは見ていて唸らせられるものばかりで、思わずテンションが上がるほど。中島がガン門の壁となって強固な守備が形成されていると言っても大げさではなかったのではないでしょうか。もう一人のCB浮田も中島とのコンビネーションは良く、この2人を見る限りガン門は強固な守備を中心にして勝ち上がっていく試合も多くなるだろうなと感じます。



ガンバ門真【Jrユース】
サンライズL vsガンバ大阪Jrユース(後半)
9 白井陽斗(3)
10 桃井勇輔(3)
11 齋藤夏輝(3)
12 山田涼翔(3)
7 藤原魁晟(3)
23 梶村勇樹(3)
2 大山力也(3)
5 中島大雅(3)
4 浮田裕貴(3)
14 右田康浩(3)
1 渡慎之介(3)

 右MFの尾花に代え齋藤を投入したガン門。相手のサイドからの崩しと中央突破にもしっかり対処するなど守備は引き続き安定するものの、ゴール前で相手を脅かす場面はなかなか作れません。ということで、ドリブルに自信を持っていそうな齋藤を投入して打開を図ります。またこの頃になると齋藤が単騎で仕掛ける一方、左サイドから梶村と藤原が細かく繋いでボール保持を高めていました。藤原は玉離れも良いし、しっかり捌いては自分もゴール前へ顔を出しに行くなど多岐に渡ってチームをフォローしていました。攻撃面においては、このチームで非常に重要な存在のように感じられるなど、存在感のある選手と言えるのでは。この試合のように両チームを同時に慌しく試合を見るのではなく、もう一度改めてじっくりガン門の試合を見られる機会を作り、よく観察してみたい選手です。


 試合も終盤に近付き、スペースも空きだしてくるとシュートチャンスも増えてきました。ガンバの攻撃に対してしっかり対応して凌いでいる反面、カウンターでゴール前まで持ち込みます。ようやくこの時間になって2トップの動きも把握できるようになったわけですが、桃井は積極的な姿勢が前面に出ていてFWらしい選手。ゴール前で細かく繋いでから相手DFを抜き去るような動きを見せたかと思えば、シュートしかイメージしていないようなドリブルからのシュートを見せるなど、果敢な動きを見せていました。残念ながらガンバDF陣に最後まで封じられてしまうわけですが、勢いに乗ると手が付けられないようなタイプでしょうね。
 ここまで中島・浮田のCBコンビと、藤原、桃井と個人個人で良さを見せてきましたが、試合も終盤に差し掛かったところでついに失点。ミドルからの失点ではありましたが、よく我慢の戦いを貫いてきていただけに、悔やまれる失点でした。守備に一定の強さを持っているのは間違いないだけに、自分たちで作ったチャンスをきっちり生かせるようになれるかどうかが、今後のガン門の課題となっていきそうです。



ガンバ門真【Jrユース】
サンライズL vsガンバ大阪Jrユース(後半終了時)
10 桃井勇輔(3)
23 梶村勇樹(3)
11 齋藤夏輝(3)
12 山田涼翔(3)
15 島俊輔(3)
18 今井泰祐(2)
2 大山力也(3)
5 中島大雅(3)
4 浮田裕貴(3)
14 右田康浩(3)
1 渡慎之介(3)

 試合展開というよりは印象に残った選手について触れていくだけになりましたが、個人的に今回のガンバダービーではガン門の選手を見たいという目的があったので、達成されたと言えます。次はガンバ以外のチームとの対戦を見て、しっかりガン門に肩入れして試合を見てみたいところです。

 さて、今回は初めてガン門をブログで取り上げてみました。これはガン門が関西大会となるサンライズリーグで戦えているからこそのこと。できることならガンバ堺も見てみたいけれど、サンライズにいないことや個人的な環境面も踏まえてなかなかそれは叶いません。でもガン門は物理的にもカテゴリー的にも親近感を抱けたので、取り上げてみました。継続的に足を運ぶことは正直できない(サンライズリーグでのガンバ・ガン門のハシゴ観戦は絶望的な日程)こともあり、次に見るのは恐らく少し先になるでしょう、その時にこのチームがどれだけ成長しているのか、今から楽しみでなりません。

 また、ガンバファンの中にも住んでいる所が近かったり、そもそもガンバと名が付いているしという理由などでガン門が気になるという方もいらっしゃると思います。稲森克尚を輩出したチームですしね。ただ、このU-15年代を見る限りではガンバとガン門には色々な違いがあることもわかってきました。例えば練習環境も万博のような人工芝ではなく砂のグラウンドで日々トレーニングをしていると聞きます。ガンバは恵まれた環境ですが、ガン門は必ずしもそうではなかったりするようです。それだけに、ガン門の選手たちにすればガンバは必ずしも近しい存在ではないのかもしれません。けれど、このブログを通じて「ガンバ大阪の一部」と思ってもらえるようなアシストが出来れば良いなと考えています。ガンバファンの中にもガンバ門真をひっそりとでも応援している人は少なからずいるんだよ、ということを発信しておきたいなと。なかなかハッキリと目に見えてわかるような応援まで手が回らないのが現実ですが、1ガンバファンとしてこれは書いておきたかったのでした。

 サンライズリーグでの勝利は今回もお預けとなった形のガン門。けれど、ガンバ相手に手応えをつかめたところもきっとあると思います。この試合で言えば守備面。しっかりとした守備力は持ち合わせているだけに、これからの得点力やそれに至るまでの質の向上ができるようになれば、上位進出も見えてくるでしょう。個人的にはとても期待できると感じた試合でした。今後のサンライズリーグにて、ガンバ門真の大暴れを期待しています。

lifegoeson7 at 23:59│Comments(0)TrackBack(0) '14Jrユース 

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