April 10, 2014

【ユース】高円宮杯U-18サッカーリーグ2014 プレミアリーグWEST第1節 vsヴィッセル神戸U-18

IMG_0215のコピー

 舞洲、淡路島と見届けてきたものの、この試合は大トリにふさわしい会場と対戦相手。俄然燃える試合を楽しみにできる幸せも感じながら、後座試合でしか入らない万博のメインスタンドでキックオフを待ちます。トップの試合同様仙石さんと内藤さんによる選手紹介があったりと、"スペシャル感"満載でしたが、とても良い試みをしてもらえていたと思います。惜しむらくは、トップチームが勝利してこの試合を迎えることが出来れば…次にまた後座試合があるとしたら、その時にはよろしくお願いしたいものです。

 対戦相手となるヴィッセルU-18は、説明不要の昨年のプレミアリーグWESTチャンピオン。しかも1、2年生主体で昨年優勝していたこともあって、今年も優勝候補筆頭。そんな相手に対し、ガンバがどう立ち向かっていくかはかなり注目していました。



ガンバ大阪ユース 0−3 ヴィッセル神戸U-18 [公式記録]
@万博記念競技場
得点者:(ヴィッセル)'39中坂勇哉、'40米澤令衣、'67永澤竜亮


 万博スタジアムではメンバー入りできないユース選手がプログラム販売をしていたり、サポーター側も新しい応援幕を準備していたりと開幕感が漂いまくる試合前でした。トップチームの試合後にも関わらず、たくさんの方に残ってもらえていましたし、絶好の環境での開幕となりました。スタジアムで開幕を迎えられる贅沢さは選手もきっと感じていたと思います。
そんなこんなでスタメンが発表されたわけですが、メンバー構成に対して少し驚きがありました。というのも、ここまで何度かTM見学をしてきて、恐らくこれが開幕スタメンだろうと踏んでいた布陣があったのですが、それとは少し異なる結果に。見えないところで日々の練習からアピールしてたのかな?とか勝手に妄想して、1人で胸を熱くしていました。そして、これがそのスタメン。



ガンバ大阪【ユース】
プレミアL vsヴィッセル神戸U-18
14 妹尾直哉(3)
11 平尾壮(3)
20 堂安律(1)
6 市丸瑞希(2)
8 山拓海(3)
7 嫁阪翔太(3)
13 吉村弦(3)
3 前谷崇博(3)
17 松岡秀平(2)
24 初瀬亮(2)
1 林瑞輝(3)

 最終ラインに松岡と初瀬を起用してきたところが、まず最初のインパクトでした。吉岡をCBに、園部をレフトバックにというのが私の妄想でしたが、初瀬の起用に関しては相手のサイドバックやウイングFWが、共にかなり攻撃的出てくるのが予想されたので、その対応の意味もあったのかな?という気がしています。また中盤では市丸と山を組ませ、嫁阪を一列上げる形に。堂安と岩本の同時起用ではなかったのが、2つ目のインパクトでした。3つ目は、FW。なんといっても睫擇鬟戰鵐舛肪屬い討離好拭璽箸詫汁朿阿任靴拭もしかするとみんなコンディションの影響があったのかもしれませんけれども、意外な点が目に付いた布陣で試合はスタートしました。

 立ち上がりが大事なのはどの試合でも言えることですが、開幕戦、しかも相手が前年のチャンプ時のメンバーを多く残したメンバーだけに、慎重にならざるを得なかったのは致し方なかったと思います。しっかり守ってカウンターで好機を狙う作戦でした。ただ15分もすれば、相手の攻撃陣も温まりだしたようで、左右に大きくサイドを変えられては局面での1vs1勝負を挑まれてえぐられるという流れが多く見られるようになりました。ガンバ相手の常套手段でもありますし、すっかり攻略法をマスターし切っているというような印象さえ感じられました。しかしながら、ガンバはガンバできっちり耐えられていたところは十分良かったと思っています。危ない場面もありましたが、最後のところはきっちり跳ね返せていました。ただ、これがどこまで持つのかなと思って見ていたのですが…前半無失点で凌げれば、勝機は見えてくるだろうと思った矢先の39分、ついに均衡が破られて失点。我慢できればもしや…という淡い期待は散ってしまいました。それにしても、完璧な崩しでどうにも止められなかった失点でした。左から右、右から左と振られてから米澤に渡り、そこに飛び出してきたサイドバックがうまく絡んだところで勝負がありました。ここまで耐えていただけにこの失点が大きく響いたのか、続けざまに2点目を献上。相手の高い位置でのプレッシャーから奪われての失点。終盤のこの2点はかなり痛かった。どうにか耐えていたところから一気に2点差を付けられただけに切り替えは難しいはず。でも手をこまねいてばかりいずに、やり返すガンバが見たいと願いつつ、前半を折り返します。

 後半メンバーチェンジ無く迎えたガンバですが、メンバーに変わりが無くても変化は感じられました。それは、前半に多く見られたロングフィードが見られなくなったこと。前半はとにかく、ボールを持てても下げることが多く、最終ラインからロングフィードが入って、それに対して妹尾と平尾が飛び出してチャンスを伺うというものでした。ガンバらしくないとも言えるし、こうするしかなかったのかもしれないけど、とても非効率的なやり方だと思っていただけに、ミスを恐れずしっかり繋ごうとする変化は良かったと思います。
とはいえ、相手の方が総合的にクオリティが上だったのは否めず、相手の強気なパス回しについていけない場面もしばしば。バイタルエリアで軽快にボールを繋がれるので、ボールも簡単には奪えません。この辺はもう、相手のクオリティを褒めるしかないですよね。現時点でヴィッセルの完成度はかなり高いとしか言いようがありません。ガンバも局面局面で厳しくプレスをかけてるのだけれど、それをかわせてしまうヴィッセルの連動した動きと運動量。地力の差、という言葉が当てはまってしまう両チームの出来でした。
 試合の方はここからさらに失点。中央からのロングパスがまたも米澤に渡ると、えぐられてクロス。中央に入り込んだ永澤に押し込まれて万事休す。大きな差を痛感する3点目でした。


ガンバ大阪【ユース】
プレミアL vsヴィッセル神戸U-18(後半終了時)
28 武田太一(2)
9 睫攵歓(2)
20 堂安律(1)
6 市丸瑞希(2)
8 山拓海(3)
10 岩本和希(2)
13 吉村弦(3)
3 前谷崇博(3)
17 松岡秀平(2)
24 初瀬亮(2)
1 林瑞輝(3)

 ちなみに、これは試合終了時のメンバー。岩本、睫據武田とオフェンシブな選手を相次いで投入したガンバで。睫擇箚篷椶忙間限定という括りがあったのか無かったのかはわかりませんが、彼らが入ってからは攻撃において少しずつ可能性を感じるところが出てきました。睫擇睇霤弔發Δ泙ボールと絡むことができていたし、何より岩本が入ったことでそれまでより相手のゴールに近いところでボールに持てるようになりました。もちろん2点、3点とリードを許した状況でのことですから少々差っぴかないといけないのですが、それでも可能性は感じられました。ここはこの試合の僅かな収穫だったのかもしれません。ここに平尾や妹尾をうまく絡めていきたいのですが…梅津監督にはどうにかうまく素材を生かして料理して欲しいところです。


 ということで、試合に関してはスコアに差が出た試合だし詳しく振り返ったところでさっさと忘れたくなるので、あまりあれこれ書きすぎない程度にやめておくことにします(笑)ただ、ここから先は戯言的なことを少し書かせてもらおうかなと。

 この試合が終わってずっと考えていたこと。それは、この試合を選手はどう捉えているのかということ。試合に出た選手も、出れずに見ていた選手も。悔しさはもちろんあると思うのですが、この試合を受けて反発心や対抗心と言ったものが湧いたりしたかな?というところが気になるというか…はい、気になっています。確かに相手は2年間ほぼ同じチームということもあって完成度はまったく異なります。ガンバはディフェンシブな選手の大半が卒業し、再構築中。去年まであまり出れなかった選手達が今年は主軸を張っています。でも、この試合には大きな経験値と教材が含まれていたと思うのです。できることなら、こんな試合をしたくないのは当然思うこと。次からこんな試合をしたくないと、どれだけそう強く思えるのか。そこが今後を左右すると思うんですよね。どんな敗戦からでも学ぶことは出来ると思うけど、この試合からは本当にたくさん学ぶことがあると感じています。ただサッカーが上手くなるだけではなく、フットボーラーに生涯ついて回る敗北の教訓を、すぐじゃなくても良いからどこかで必ず生かして欲しいなと思っています。

 最後はちょっとまとまりもないし、説教臭くなってしまって自己嫌悪していたりしますが、こんな風なことをこの試合を見て感じました。誰かに対してどうのこうのと言いたいわけではありません。でも、このチームが今年のガンバユースなのだから、今いるメンバーたちにとっての課題・壁はしっかり越えて欲しいと願っています。

 次節は日曜日、J-Greenでプレミア昇格勢の東山高校と。ガンバ大阪Jrユース出身選手もいる東山との対戦は個人的にもかなり楽しみ。ヴィッセル戦からわずか1週間しかないけれど、何か少しでも変化を感じられる試合になればいいな。

lifegoeson7 at 00:00│Comments(0)TrackBack(0) '14ユース 

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