April 09, 2014

【Jrユース】高円宮杯U-15サッカーリーグ2014 関西サンライズリーグ第1節 vs千里丘FC

IMG_0176のコピー

 舞洲でユースBの勝利を見届けてすぐに移動を開始したガンバアカデミー応援隊。目指す場所は淡路島。U-15年代の公式戦、サンライズリーグが遂に開幕を迎えました。例年もう少し後になってからJrユース観戦に行っていた私ですが、今年は早くも2試合目。それだけこの年代の面白味にハマってしまっているワケですが、リーグ開幕戦というのは一層テンションが上がってしまうものです。ということで、開幕なのに淡路島まで飛ばされたJrユースを追いかけてきました。

 今年1試合目に見たJrユースは悔しい敗戦を喫したゲーム。消化不良という言葉がしっくり当てはまってしまう無念さの残る試合でした。その無念を晴らすべく選手達の奮闘に期待したわけですが、こちらの思いとは裏腹な展開が待っていました。長いリーグ戦のわずか1試合目ではありますが、現時点で感じたことを書き連ねてみたいと思います。



ガンバ大阪Jrユース 0−2 千里丘FC
@淡路佐野運動公園サッカー場
得点者:(千里丘)不明


 強風が吹き荒れる淡路島でしたが、時折風が止んだ瞬間は日差しの暖かさを感じられるような春らしさも見せていました。しかし、ご父兄の方々がセッティングするフラッグは今にも折れそうな強風で、試合展開にも影響を及ぼすことは明らか…試合展開の行方が左右されそうな予感が漂っていました。
開幕戦の相手は千里丘FC。簡単ではない相手だけに、新チームがどこまで相手を凌駕出来るのかに注目していたのですが…。スタメンは以下の通り。予備知識が少ないU-15チームの新チームですが、その予備知識を持ってしてもまったく予想のつかない構成でした。 


ガンバ大阪【Jrユース】
サンライズL vs千里丘FC
11 八畑汰介(3)
18 竹下佳之介(2)
17 足立翼(2)
15 安羅修雅(3)
5 森永耀晟(3)
7 臼井貫太(3)
6 三國哲平(3)
3 荒木秀太(3)
4 林田幸樹(3)
2 奥井大貴(3)
16 谷晃生(2)

 まず触れておかなければいけないのは、10番の芝本が欠場中であること。なんだかんだ言っても船出の試合で核がいないのは大きいものです。ということで芝本が入るであっただろうボランチには、サイドプレーヤーの森永とアタッキングMFの安羅が務めることに。この2人は昨年のサンライズリーグもコンスタントに出ていたし、新チームの中でも経験があるほうですから、ピッチ上でチームを引っ張る役割には適任だったでしょう。ただし、2人ともボランチでのプレーは初めて見るので、その辺りでチームにハマっているかも注目でした。また主将の荒木も昨年のサンライズを経験しているし、まずはこの3人が主軸と言える存在だと言えると思います。そんな彼らを中心に、以上の布陣で臨んだガンバ。気になるのは、GK谷はともかく足立や竹下など2年生が割とメンバーに入っているところ。特にFWに入った竹下はこの年代では一際目を引く大型FW。八畑も長身を売りに出来るタイプの選手だけに、ガンバらしくない2トップでした。




 そんなメンバーで始まった開幕戦。探り探りに試合は進んでいくわけですが、立ち上がりにシュートへ持ち込んだ場面があった以降は、ずるずるとペースが相手に渡ってしまいます。どちらかと言えば、相手がこの試合へ向けてテンションを上げてきて、そのまま試合に臨んでいるような印象だったので、押される展開に。ちなみに、強風はやや向かい風気味だったことも少し影響していたと思います。とはいえ主導権が相手に移っているなと感じた20分頃、均衡を破られてしまいます。ガンバの左サイドを崩され、クロスを中央で合わされたものでした。相手のストロングポイントである2トップが時間を追うごとに躍動し、手を焼き始めている段階での失点は、ガンバに重く圧し掛かります。
 その後も風の影響もあってか相手の攻撃を跳ね返しても跳ね返してもセカンドボールが拾えず、また相手はシンプルに前線へ運べていたのと対照的に、ガンバはなかなかFWにボールが入らず前への推進力が停滞。リズムを奪い返せません。前半ガンバ唯一の決定機は、CKからのこぼれ玉から。八畑がフリーで迎えたチャンスだったのですが、相手GKに触られてしまい絶好のチャンスを逃すことに。悪い流れの時こそ運に見放されるというのはフットボールでは良くあることですが、この場面はそんな印象を受けました。
 結局前半のチャンスと呼べる場面は1つあった程度。ガンバはほとんど自分たちがやりたいようなサッカーをさせてもらえないまま後半へ折り返します。


 後半に入ると、一気に2人を入れ替える采配を見せるガンバ。八畑、足立を下げて梅津、辻本を投入します。


ガンバ大阪【Jrユース】
サンライズL vs千里丘FC(後半開始時)
18 竹下佳之介(2)
14 梅津凌岳(3)
9 辻本竜(3)
15 安羅修雅(3)
5 森永耀晟(3)
7 臼井貫太(3)
6 三國哲平(3)
3 荒木秀太(3)
4 林田幸樹(3)
2 奥井大貴(3)
16 谷晃生(2)

 先日まで行われていたスペイン遠征レポを見ていると、4-2-3-1の布陣を敷くことが多かったガンバですが、ここでその形に持ってきました。また、辻本も梅津も十分スタメンを張れる選手でもあるので、ここからスイッチの入れ直しを図る交代だったと思われます。その采配通り、この交代で少しずつガンバは息を吹き返します。前半マイボールにしてもサイドを縦に突くことは出来ても、中へ侵入することが出来なかったのですが、後半は梅津がトップ下に入ることでボールの収め所として君臨するようになります。また、ゴールハンターの香り漂う辻本を入れたことで、ゴールへ目がけた推進力がアップ。プレーエリアも少しずつ相手陣地深くになっていき、わずかながら可能性を感じられるようになります。またこの布陣では辻本が右から中へ、臼井は左サイドを縦に貫くという役割がハッキリさせられるような印象を受けました。前半は臼井が両方をやろうとしていたのか、ボールはよく回ってくるもののそこから先にはなかなか展開できなかったので、後半の方がやりやすかったのかもしれません。
 攻撃は少しずつ整理されてきていたので、あとはスキを与えずまず同点に追いつくことがミッション。まず失点は避けなければなりませんでした。後半は相手のカウンター狙いの攻撃を耐える場面が増えます。鋭いカウンターに手を焼く場面も見られましたが、しっかり我慢できていたと思います。ここを繋がせてはマズイというところで、林田による体を張ったディフェンスで難を逃れた場面もあれば、荒木は読みとスピードによるカバーリングで食い止めており、どうにか失点は抑えられているという状況でした。



ガンバ大阪【Jrユース】
サンライズL vs千里丘FC(後半)
8 小林哲平(3)
14 梅津凌岳(3)
9 辻本竜(3)
15 安羅修雅(3)
5 森永耀晟(3)
13 北田大亜(3)
2 奥井大貴(3)
3 荒木秀太(3)
4 林田幸樹(3)
7 臼井貫太(3)
16 谷晃生(2)

 サイドバックの三國と2年の竹下を下げて、このような布陣に。このチームの長所は、ユーティリティ性の高い選手達が揃っていること。この年代から色んなポジションをしっかり経験できていることは、先のサッカー人生を考えても大切なこと。リードを許す展開で、ポジションを変えながらいかにして自分たちの思い描くサッカーに持ち込んでいくのかを考えながらプレーしなきゃいけないわけです。こういう細かな経験は、目前の試合にも将来にもきっと糧になると思います。
 さて、少しずつ攻撃面でリズムを掴もうとするものの、ゴールは奪えません。焦りも見えてくるし、かといって相手の鋭いカウンターに肝を冷やしながらの苦しい状況は依然変えられません。見ていて非常にもどかしいと言うか…選手達も考えながらプレーしてるけども、答えを導き出せず試行錯誤を繰り返してるようでした。そうこうしているうちに試合も終盤へ。辻本の突破や小林、梅津が絡みながら崩す形はできつつあっても、ゴールは遠く。逆に、ここまで耐えてきていた守備陣も最後の最後でついに決壊が崩れて2点目を献上してしまうことに。相手のスローインからの流れでした。この2点目でジ・エンド。0-2のまま、もどかしい思いを抱えて終了の笛を迎えました。



ガンバ大阪【Jrユース】
サンライズL vs千里丘FC(後半終了時)
8 小林哲平(3)
14 梅津凌岳(3)
9 辻本竜(3)
12 上野良太(2)
5 森永耀晟(3)
13 北田大亜(3)
2 奥井大貴(3)
3 荒木秀太(3)
4 林田幸樹(3)
7 臼井貫太(3)
16 谷晃生(2)

 選手の特長をまだまだ把握している段階ではあるのですが、気になる点もちらほら。中心の芝本を欠いていたものの、辻本や梅津の出来を見ればスタートからでも良かったと思いました。まだチームが固まっていない段階なのかもしれないのですが、そんな時期でも2年生を起用しているところを見ると、実は知らないだけで怪我人が多いのかもしれません。台所事情が苦しいのかもしれないですね。
そんな台所事情があってのことだと思いますが、Jrユースを見た2試合とも予想できないようなスタメンで望んでいるガンバだったりします。そろそろ得意なポジションでプレーする選手達を見たいものです。なので、怪我をしている選手には、一日でも早い回復を祈っています。

 というわけで、黒星スタートとなったサンライズリーグ。でも、まだまだ先の長いリーグだし、ボチボチとやっていきたいものです。産みの苦しみというやつでしょうか。選手達も、この敗戦で色んなことを考えてると思うけど、一人一人ではなくチームで困難を乗り越えて欲しいと思います。まだ開幕戦での出来事ではあるけど、ここで困難を乗り切れば、みんなはきっと大きく成長しているはず。次に試合を見るときには、大きく変化したガンバの選手達が見れるのを今から楽しみにしています。

 次節はJGreenでガンバ門真とのガンバダービー。当日はトップチームもセレッソとのダービーがありますが、こちらもゲキアツな80分になると思われます。開幕戦で感じたことを選手各々がしっかり向き合い答えを探していけば、きっと大きな成長に繋がるはず。まずは次節、新たな姿を見せてくれることに期待しています!


lifegoeson7 at 00:00│Comments(0)TrackBack(0) '14Jrユース 

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