March 31, 2014

続・ユースからトップチームに昇格した選手の紹介

IMG_0055のコピー

 井手口陽介、トップ昇格決定。今シーズン早々に2種登録されていたとは言え、シーズン開幕して1ヶ月のタイミングでトップ昇格のアナウンスがあるとは思いませんでした。まさに予想外。でも、遅かれ早かれいずれはプロになる選手とも思っていたわけで、これで安心したという気持ちも。とにかく、これで2014年シーズン3人目のルーキー誕生となりました。
ということで、小川、内田(裕)と同様に、独断と偏見に基づいた選手紹介をやってみようかと思います。すでにユースの試合でご覧になられている方もいらっしゃるかとは思いますが、まだ名前しか聞いたこと無い方だったり、プレーを見た事が無い方には、ほんの少しの参考にしていただければ光栄です。

 それにしても、先日のナビスコ杯でベンチ入りを果たすなど、ガンバファンの中での注目度は急上昇中の陽介。飛び級昇格なので一層の注目を浴びることでしょう。プロの世界でもセンセーショナルな活躍を期待せずにはいられません。



 シーズンが始まっているタイミングで、2種登録からプロ契約移行となった陽介。今春から高校3年生になったばかりではありますが、フットボーラーとしてプロでも十分プレーできる素質を持った選手なので驚きはありません。ただ、ガンバユースから飛び級と言えば宇佐美貴史という前例が必ず引き合いに出されるでしょうし、陽介には大きな期待が寄せられていると思います。もちろん、私もめちゃくちゃ期待しております。でも、プロの道は一般人の私には想像も出来ない厳しい世界だと思うので、まずはプロの生活へいかに順応できるかを見守っていきたいなと思っています。とかなんとか言わせておいて、あっさりJ1で活躍しちゃいそうな気もしていますけれども…!


<<ガンバ大阪ユースMF 井手口陽介選手プロ契約のお知らせ>>


 ☆MF 26/井手口陽介
 (1996年8月23日生まれ:ガンバ大阪Jrユース→ガンバユース)

 初めて見たのはJrユース3年時のサンライズリーグ。試合の中ではそこまで際立つプレーは見られなかったものの、体格の良さに目が行ったことを覚えています。それから数ヵ月後、中3でありながらJユース杯にてユースデビューを果たし、ゴールも奪う活躍を見せるなど大物の片鱗を覗かせました。ただその現場に立ち会えていないので、ユースへの飛び級に関しては割愛します。そして翌年、高校1年になった陽介はガンバユースの10番を背負って登場。クラブからの期待も感じさせる堂々の登場でした。 

 彼を見て惹きつけられる要素はいくつかあると思います。ユースレベルにおいて恵まれた体格、その体格を活かした迫力のあるディフェンス、意外性とセンスに溢れた魅力的なパス…初見で彼だけを追いかけて動きを見ていると、まずこの辺りが印象に残るのではないでしょうか。高校1年の時点で、3年生と遜色の無い体つき。運動量も豊富で、決して体の重さを感じさせられることはありませんでした。センス云々の前に、その体格とスピードやスタミナのバランスが取れていたので、それだけでもレギュラーに近かったのかもしれません。しかし陽介の光っているところは、そのバランスの取れたフィジカルを使いこなし、献身的に守備が出来るところだと思っています。彼のポジションはJrユース時代からボランチ。飛び級で出場したJユース杯や、ユース昇格後も選手配置のパターンによっては攻撃的MFをやっていましたが、基本はボランチでした。 守勢に回る場面でもチンタラすることなく、攻守の切り替えがしっかりできるところには感心しましたね。
そして何よりも魅力的なのが、パスセンス。ボランチではありますが、一気に決定機を導き出せるような相手の急所を突くパスで何度感嘆のため息をついたことか。ゴールへの起点になるようなパス捌きというよりは、3列目からゴールを直接演出できるプレーヤーというところも魅力だと思います。また、玉離れが良く正確に味方へ通せるので、中盤でリズム良くボールを回せていました。相手の厳しい寄せにも当たり負けないからこそ、しっかりパスを出せるのも良さですね。ちなみに、昨年はセットプレーも担当していました。球種はそれほど多くありませんでしたが、強く鋭いボールを蹴ることが多かった印象があります。こうして振り返ってみると、本当にユースでは中心選手だったなと改めて再確認。だてに1年から10番背負っていませんね。

  こういったプレーを1年からピッチで見せてくれていた陽介。いずれプロにはなるんだろうなと思わされるには十分な活躍をしていました。そういえば、陽介が1年の時のある試合は今でも忘れられません。プレミアリーグ参入決定戦です。ガンバユースとして悲願だったプレミアリーグ参入。一発勝負(当時のレギュレーション)で全国昇格か、関西残留かが懸かった大一番でした。実はこの試合までの数試合は陽介を欠く試合が続いていました。しかし、ここでは満を持して10番として復活。悲願達成へ向けた活躍が期待されていました。ところが、まさかの後半途中に2度目の警告を受け退場処分に。ベンチへ下がっていく後姿は悲痛なものでした。しかし残されたメンバーで奮闘し、勝利。退場直後に泣き腫らした顔も、試合後には喜びを爆発させていたのがとても印象に残っています。元々警告が多いプレーヤーだったわけではないのですが、そういった1年生での経験は2年生になって活かされ、警告を受ける回数が随分減ったところにも成長の跡を感じられました。

 恵まれた体格と、そのフィジカルを有効にを活かせるところ。そして、ボランチとして献身的なプレーが出来つつガンバアカデミー育ちらしい、閃きと意外性に満ちたパスセンス。末恐ろしい17歳です。ただ正直なところ、宇佐美と違って記録に残るような派手さはありません。けれど、プロフットボーラーに必要な多くの"才能"を備えた選手であることは間違いありません。プロの世界で大暴れするために、陽介にはまだまだ経験と成長が必要でしょう。ですが、すでにベンチ入りは経験できました。これからはプロとして、ポジションを争うライバルを蹴落とせるように自分を存分にアピールしていって欲しいと思います。




 一気に書き殴ってみましたが、ほんの少しでも陽介の魅力が伝われば幸いです。ナビスコでのデビューがまずは一番の近道なのかなと思いますが、ぜひデビューできるように日々アピールして欲しいと思います。陽介のガンバりが、同級生の3年生にも刺激になると思いますし。もちろん、3年生も陽介に刺激を与えられるようにプロ目指してガンバらないといけないですけどね。とにかく、背番号26を付けた陽介がプロのピッチで駆け回る姿を、一日でも早く見られることを今から楽しみにしています。


lifegoeson7 at 23:59│Comments(0)TrackBack(0) '14ガンバ大阪 

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