March 09, 2014

【ユース】高円宮杯U-18サッカーリーグ2014 OSAKA2部Bリーグ第4節 vs同志社香里高校

IMG_0062のコピー

 第3節が降雪によるピッチコンディション不良で延期になり、少し間が空いた2部リーグ。久々の公式戦にはなるが、Aチーム入りへのアピールだったり1部昇格といった明確な目標を持って挑める貴重な戦いの場です。また、J-greenでのTMフェスティバルも同時並行で行われるなど選手にはめまぐるしく時間が進むこの時期ですが、公式戦というところにモチベーションを保ってクオリティを発揮できるかどうかは大事なところ。今後の戦いのフィールドも変わるわけですしね。開幕戦こそ敗れはしたものの、翌節では大勝できたユースB。そろそろ2部のパワーバランスも把握できそうな3試合目を観戦してきました。

 試合会場は、今年の2部リーグで唯一"アウェイマッチ"となった同志社香里高校。以前は土のグラウンドだったというピッチも人工芝の素晴らしいピッチとなったようですが、ガンバには有利なコンディションでもあります。意地もあるし、文字通り負けられない試合でしたが、思いの外優勢な試合が繰り広げられました。



同志社香里高校 1−10 ガンバ大阪ユースB
@同志社香里高校人工芝グラウンド
得点者:武田太一、杉山天真、宮森祐希×2、瀬川尚輝、西田一翔×2、大原俊輔×2、川島洋斗


 2部リーグの観戦に訪れるたびに思う「今日の相手のレベルはいかほど?」という疑問。初戦の大阪朝鮮高校戦が色んな意味で歯ごたえのある試合と結果だったので、まだ3戦目ということもありどうしても試合前は身構えてしまいます。もう少し大阪の高校サッカー事情に詳しければ、また違った気持ちで試合に臨めるんでしょうけど、生憎そのような知識も無く…というような心持ち試合を向かえました。
メンバーは新1年生(イヤーブック配送も終了したようなので、新学年で今後は表記していきます)が半数を占める構成ですが、センターラインは2・3年生主体に。昨年のJrユースで目立っていた両サイドバックが揃って出場し、ユースでもガンガンと攻め込む姿勢を貫けるのかが個人的に注目してみました。


ガンバ大阪【ユース】
2部L vs同志社香里高校
14 宮森祐希(2)
18 武田太一(2)
19 西田一翔(1)
3 大西高弘(3)
8 江遼(2)
15 食野亮太郎(1)
13 杉山天真(1)
4 茶木創(3)
6 瀬川尚輝(3)
25 山下令雄(1)
16 谷井宏気(1)

 しかし試合は立ち上がりから予想だにしなかった、一方的な展開。相手の情報も知らないのでこれが本来の力なのかどうなのかさえも分かりませんが、とにかくガンバ優位で試合が始まると、いきなりガンバが先制。山下令雄から食野亮太郎と繋ぎ、最後は武田太一がきっちり決めてくれました。あっさり先制したガンバは、この先制をきっかけにグイグイと相手陣内でサッカーを展開、相手を圧倒していきます。すると今度は自陣から西田一翔が相手DFの裏に広がる広大なスペースにロングボールを入れると、これに右サイドバックの杉山天真が反応。相手GKがやや飛び出してきたところをしっかり見抜き、頭上を越えるシュートで追加点を奪います。試合前に注目した両サイドバックが、試合序盤であっさりと得点に絡む活躍を見せてくれました。引き続き攻め込んではクリアボールを拾い再び攻め込む、ガンバのターン。今度はセンターライン付近右サイドで西田がボールを受けると、追い越す動きを見せた杉山天真へヒールパス。これで一気に右サイドを破ると、最後は宮森祐希へ。宮森はスピーディーな流れにしっかりテンポを合わせて受けると、冷静に流し込むことに成功。あっという間にガンバが3点を奪いました。
 3得点して以降も引き続き攻め続けるガンバですが、チャンスの割には細かな連携ミスが見られるように。ただこれは本当に小さなことで、西田と食野亮太郎が前へ前へと豊富なアイデアで相手を崩す動きを披露。これにFW陣、両サイドバックが絡み分厚い攻撃を重ねていきます。西田は前線をかき回す動きで翻弄し、食野は絶妙のタイミングでパスを供給。合わなかったスルーパスも多かったけど、もっと時間を重ねれば必ず食野のタイミングを周囲も理解できると思うし、武器になるでしょう。

先制点を挙げた武田太一。落ち着いたポストプレーと豪快な縦のドリブルが魅力。

 一方、ここまでほぼ危なげなく試合を進めた守備陣。3点リードして以降はケアレスミスも見られるなど、ピリッとしない時間帯も。ただ、瀬川尚輝は高いゾーンでのインターセプトを何本も見せては2次・3次攻撃に繋がる守備をしていたし、ボランチでは江遼が広いゾーンに顔を出して攻守で貢献していました。いかんせん、劣勢になることがなかったので目立つことはなかったのですが。
 次に得点が生まれたのは、前半終了5分前の35分。宮森がゴール正面からドリブルで侵入しようとしたところをエリア内で倒され、PKを獲得します。これを瀬川が担当し、しっかりゲット。前半で大量4得点を奪い、試合を折り返すことになりました。

らしい攻撃性を再三披露した杉山天真。更なるスケールアップが楽しみ。

 後半開始時に、茶木創を下げて川島洋斗を投入。川島は瀬川とコンビを組んでCBへ入ります。守備陣に負担がかかることの無い試合ということもあり、今年に入ってサイドから中央でのプレーをトライしている川島に時間を与えました。しかし引き続きガンバが試合を優勢に進めると、またも開始すぐに追加点。前半の杉山のゴールとはやや形が異なるものの、GKが飛び出してきていたところを今度は西田が落ち着いてふわりと浮かしたシュートでゴール。点差を5点に広げます。
 ところが…与えてしまった失点。自陣で奪われてしまい右サイドを破られてのものでした。実はハーフタイムに絶対失点するなと送り出されていたガンバ。そのミッションは未遂に終わってしまいます。どんなに大量得点で優位に試合を進めても、失点はしたくないもの。前半の状態でこちらが優位なのは明らかなだけに失点は食らいたくなかったですね。というか、守備陣が一番悔やんでそうな気がしますが(笑)ケチがついてしまったこの失点は消せないし、あとはひたすら得点を取りまくるしかありません。ということで、引き締め直して攻撃の手を強めていきます。


ガンバ大阪【ユース】
2部L vs同志社香里高校(後半)
14 宮森祐希(2)
18 武田太一(2)
19 西田一翔(1)
3 大西高弘(3)
15 食野亮太郎(1)
11 大原俊輔(2)
13 杉山天真(1)
6 瀬川尚輝(3)
12 川島洋斗(2)
25 山下令雄(1)
16 谷井宏気(1)

 江に代えて大原俊輔を投入したガンバは、食野をボランチへ下げよりオフェンシブな意識を強めていきます。もちろん相手もここまで散々攻められっぱなしなのが効いてきて、少しずつ前半のように緩いところが露呈。再び一方的にガンバが攻め込む時間が続くようになります。すると、投入されたばかりの大原が立て続けに2得点をマーク。1つ目は食野のスルーパス、2つ目は宮森が右サイドをえぐってからのマイナスクロスに足で合わせたものでした。大原は、彼にとって良い時間帯に投入されましたね。
というわけで、ここからまだまだ続くゴールラッシュ。一気に振り返っておくことにします。まずは宮森が左足で入れたCKを、川島がドンピシャのヘッドで8点目。今回のマッチレポで一番上の写真は、その川島の満面の笑顔にしたわけですが、満面すぎて胸打ち抜かれました(笑)後半、自分が入って失点してしまった分、取り返せたのは嬉しかったのかな。気持ちよいゴールでした。今度は、ここまでお膳立ても多かった宮森がこの日2点目となるチーム9点目。ゴールラッシュを締めくくったのは西田。大原からのパスを受けた西田が得意のドリブルで相手GKまでかわすと、無人のゴールへ。スコアを2桁に乗せたところで打ち止め、圧勝で2部リーグ2勝目を挙げました。
ちなみに、終了時の布陣は以下の通りでした。

攻撃面でよく目立っていた、西田一翔。キレのあるドリブルが持ち味。


ガンバ大阪【ユース】
2部L vs同志社香里高校(終了時)
14 宮森祐希(2)
18 武田太一(2)
19 西田一翔(1)
3 大西高弘(3)
15 食野亮太郎(1)
11 大原俊輔(2)
23 小林和矢(1)
6 瀬川尚輝(3)
12 川島洋斗(2)
13 杉山天真(1)
16 谷井宏気(1)

 終わってみれば10-1。前節も7ゴールでの圧勝劇だったので、2試合続けてのゴールラッシュとなりました。相手との実力差はスコアが示すとおりなのだと思うのですが、それ以上に1年生組辺りは特にモチベを感じる選手が多かったですね。良いところアピールして、もっと上を目指したい気持ちがより強いのかなと感じました。一方で、上級生からは当然ながら余裕も感じたけれど、モチベは選手によってまちまちなのかな?と感じました。とはいえ、点差が開いた試合であれこれ言うつもりはまったくありません。1部昇格を目指す上ではきっと厳しい対戦もきっとやってくるだろうし、そのことをしっかり念頭に置いておきたいですね。ここ2試合こそ楽なゲームでしたが、これが続くと思っていてはいけません。開幕戦のことを忘れず、常に目の前の相手を叩けるように貪欲にプレーして欲しいなと感じています。

 というわけで、3試合を消化した2部リーグ。次は3節の延期分を含む連戦となります。3/21(金・祝)と3/23(日)の中1日。5節は太成学院高校と、3節は近大附高校Bです。ここまで3試合の消化具合で力関係もそろそろ見えてくる頃だと思うので、気を抜かずに戦っていきたいところです。高円宮杯プレミアリーグ開幕も近付き、そちらへのメンバー登録争いも熾烈を極めるこの時期。TMでも公式戦同様の緊張感を持って戦って欲しいところです。




lifegoeson7 at 23:59│Comments(0)TrackBack(0) '14ユース 

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