January 27, 2014

【ユース】高円宮杯U-18サッカーリーグ2014 OSAKA2部Bリーグ第1節 vs大阪朝鮮高校

IMG_0108のコピー

 アカデミーの始動は早いもので、2014年最初の公式大会がスタートしました。ガンバユースBチームが参戦するOSAKA2部リーグは、1月から10月まで行われるリーグ戦。リーグ形式のおおまかな説明は後述するとして、ファンとしては楽しみな日々が早速やって来たといった気持ちです。反面、まだ始動して10日あまりでの大会スタートということで、選手・チームとしてはまだまだこれから仕上げていく段階。この時点で多くは問えない時期でもあるので、まずはどんな選手が出てきて、どんなプレーを見せてくれるのかと言ったところを重点的に楽しむことにしました。

 昨年までの3部リーグ同様土のグラウンドが試合会場となったこの試合は、前夜からの雨の影響でぬかるみも多い厳しいピッチコンディション。加えて、2部リーグがどの程度のレベルで争われるリーグなのかを手探りで掴みながらの開幕戦。難しい試合が予想された一戦となりました。 



ガンバ大阪ユースB 1−2 大阪朝鮮高校
@堺西高校グラウンド
得点者:(ガンバ)小田垣旋 (大阪朝鮮)不明


 まず試合に入る前に、今年参戦しているOSAKA2部リーグについて。とりあえず把握しているところだけ触れることにしますが、よくわかっていない部分もありますのでご了承ください。この2部リーグは8チームずつを4グループに分けたリーグ戦で、ガンバユースBはグループBに属しています(日程表や順位表はコチラのページをご参照ください)。よくわかっていないのは、1部昇格への条件。昨年のままであるなら1部昇格が2チームだったので、各グループ1位同士でプレーオフを行う、と考えるのが自然でしょうか。ただ昇格チーム数もハッキリとはわからないので、あくまで前年のシステムは参考程度ということで。とにかく、昇格組となるガンバですが今年の目標は1部昇格です。とはいえ2部の中には高校選手権やインハイ出場チームも出てくるので、強敵も混在するリーグ。昨年までのようなBチームの公式戦=大勝というイメージは捨てなければいけないリーグだけに、育成面では大きなプラスになることでしょう。ということでこの試合は、そんな未知なる舞台の物差しとなるその初戦となったわけです。それでは、2014年最初のユース公式戦の先発布陣から。


ガンバ大阪【ユース】
2部L vs大阪朝鮮高校
9 和田健太郎(2)
7 山中海斗(1)
11 大原俊輔(1)
3 大西高弘(2)
8 江遼(1)
10 小田垣旋(1)
2 吉村弦(2)
4 茶木創(2)
6 瀬川尚輝(2)
5 初瀬亮(1)
1 羽野匡哉(1)

 ざっと見たところ、スタメンは1、2年中心で構成されていました。もしかしたら、帯同していた新1年生となる選手の登場もあるかと思われましたが、スタメンには名を連ねず。3部リーグを経験したメンバーだけで臨む形になりました。個人的に気になっていたのは、背番号継承。基本的には固定ではなく変動番号制のOSAKAリーグですが、何人かはほぼ固定されていた印象がありました。そこで一番気になっていたのは10番。今年最初に10を背負ったのは、小田垣。いかにもガンバらしいテクニシャンが背負う10番は似合っていました。次の試合はまた別の選手が着ける可能性もありますが、まずこの試合では"10番・メグル"を注目しながら試合に入りました。

 生憎の天候によりぬかるみも目立つピッチですが、立ち上がりはどちらかと言えば両者様子見のような静かなもの。相手の出方を覗いながらのサッカーが展開されました。ピッチコンディションへのフィットも時間経過と共に問題が無くなり、徐々に試合も熱を帯びていきます。先にペースを掴み出したのは大阪朝鮮か。両サイドを使い分けてはクロスや突破を試みるように。しかし、これにはガンバのサイドバック吉村・初瀬がしっかり対応。CKが続く時間帯もありましたが、破られる場面は見られません。一方ガンバの攻撃は、ピッチコンディションも考慮して和田へシンプルに預けてから押上げを図り、アタッカー陣が縦に仕掛けてゴールに迫ろうとします。しかし、和田になかなかボールが収まらず、単発的な攻撃が目立ちました。長身が売りの和田ですが、線も少しずつ太くなってきてはいますが、相手の厳しい寄せに苦労する場面も多かったのが少し残念。
それでも、少しずつ相手ゴールを脅かしたいガンバは山中、小田垣、大原が積極的に仕掛けていってゴールをこじ開けようと奮闘します。仕掛けの意識は良かったと思うし、もう少しシュートにまで持っていけるようになれば尚良しでしょう。



献身的な動きでサイドを駆け回った吉村(上)と初瀬(下)

 ゴールに迫るような攻め手を欠いた一方で、セットプレーはガンバに分がありました。190cmを越える和田と茶木(GK羽野を含めれば3人!)は強烈な威圧感。こういった武器はどんどん生かして欲しいわけですが、なかなかチャンスに繋げられず。競り合いの守備が厳しいこともあったけれど、ややキック精度が足りないところも。長身選手をしっかり生かせるようになれれば、しぶとさも出てくると思うので、今後に期待したいところ。一方で、CBに入った瀬川のFKは意外。というのも今まで蹴っているところを見た事が無かったので、本当に蹴るの?と思ったり(失礼)したわけですが、ストレート系でパンチのあるシュートを披露していました。得点の香りのするキックもあったし、こちらも今後に期待してみたいです。

長身・茶木は以前より落ち着いた守備ができるようになった印象

 ところどころに目を引くプレーもありましたが、結局前半はゴールレスで終了。後半の巻き返しを待ちたいハーフタイムとなりました。

 後半開始時のメンバー変更は無し。ピッチコンディションも時間経過と共に回復してきただけに、ゴールに迫る回数を増やしたいガンバでした。しかし後半は、やや相手ペースで進行。相手にとってみても今年最初の試合と言うことで慎重な部分や、噛みあわない部分も多かった様子。しかし、後半からは攻守に激しいプレーでガンバを苦しめます。やはり当たりの強さはイメージ通りというか、局面局面ではかなり強烈なところも見られました。ロングボールのこぼれを拾って自分たちがボールを持つ時間を増やしたいガンバですが、それを許してくれません。これが、2部リーグなのだろうか…。不安だったのは、玉際だったり競り合いを避けようとすることだったのですが、良い意味でピッチがそれを阻害したというか、ガンバもしっかり"応戦"できていたことは良かったと思います。先述の吉村と初瀬は攻撃面こそ良さを出させてもらえないものの、サイドでのせめぎ合いは見応え十分。また、ボランチの江と大西のボランチコンビも相手のボールホルダーへ厳しく対応。ボールを奪って一気に攻め込みたい相手のサッカーをさせまいと、中盤での守備で奮闘していました。

キャプテン大西が中盤の守備で奮闘するも…

 お互いの中盤での守備を掻い潜り出した後半半ば、選手交代で試合の流れを変えにかかります。まずは大原に代え宮森、その後に和田に代え武田を投入。それぞれポジションはそのままの位置に入ります


ガンバ大阪【ユース】
2部L vs大阪朝鮮高校(終了時)
18 武田太一(1)
7 山中海斗(1)
14 宮森祐希(1)
3 大西高弘(2)
8 江遼(1)
10 小田垣旋(1)
2 吉村弦(2)
4 茶木創(2)
6 瀬川尚輝(2)
5 初瀬亮(1)
1 羽野匡哉(1)

 しかし、アタッカーを2人代えてここからどうこじ開けていくかと思った矢先に、FKから失点を食らってしまいます。ガンバの右サイド、やや深い位置から低く強く蹴られたボールは壁をすり抜け?誰かが触り?羽野が触れずゴールへ。流れの中では我慢した守備を見せていただけに、悔やまれる失点でした。この得点で勢いづいた大阪朝鮮は元気を取り戻し、ガンバを攻め立てます。ただ、ここで崩れなかったガンバ。これが大きかったのか、ガンバが息を吹き返す同点弾が生まれます。右サイドから攻撃を組み立てたガンバは、細かくパスを繋ぐと中央で待つ小田垣へ。一気に小田垣へ寄せに来る相手DFに対して、ワンフェイク入れてかわすと右足に持ち替えてインフロントで綺麗に巻いたシュート。瞬間的に「入る!いや最悪ポストか?!」と予感を漂わせる美しいシュートでしたが、見事にゴールネットへ。小田垣らしいテクニック満載のシュートで同点に持ち込むことに成功します。
同点となり、チャンスを作れるようになったガンバ。あともう少しで逆転という場面も作り出せたものの、得点が奪えません。拮抗した試合はこのままドローかと思ったところで、終盤にカウンターを食らって失点。山中、小田垣、武田がゴール前でチャンスを得るも、得点を取り返すことが出来ないまま試合終了を迎えました。

美しい同点ゴールを放ったメグルだったが結果には結び付けられず

 ミスもあった故の失点というのはあるけれど、ガンバはもちろん相手も勝ちに来ていたからこその結末。リーグ戦、それも開幕戦なのだから両チームドローを狙える状況ではありましたが、相手の勝ちたい欲が上回ってしまった結果なのかなと感じています。でも、追いついただけに勝ちに結びつけたかった気持ちはむしろ嬉しいし、そこはかなり前向きに捉えたいところではないかなと思います。もちろん、ドローでしぶとく勝ち点を得られるような意識も必要ではあるんですけどね。

 ともあれ、黒星スタートとなった2部リーグではありますが、力の差のありすぎた3部から2部へ上がって最初の試合で激しく戦えた事に好印象。2部でも十分やれるという印象を受けました。もちろん14試合しか無いリーグ戦だし1敗は痛いのだけれど、良い経験にしたい試合だったと思います。始動して間もないことも考えれば尚更。この中からAチームへ移る選手もいるだろうし、変化はたくさん起こってくるはずだけど、40人を越えるガンバユースのチーム力底上げにはうってつけの場になりそうです。第2節は早速翌週に待っているし、奪いきれなかった勝ち点3を、今度はしっかり狙えるように挑んで欲しいと思います。会場は阪南大高校グラウンドとのこと。お近くの方は、ガンバ不足補給も兼ねて足を運んでみてはいかがでしょうか。




lifegoeson7 at 23:59│Comments(0)TrackBack(0) '14ユース 

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