【お知らせ】Twitterアカウントを作成しました【ユース】高円宮杯U-18サッカーリーグ2013 OSAKA 3部リーグ第2節 vs箕面学園高校

January 27, 2013

【ユース/トップ】ガンバ大阪、新たな船出 −ユースの熾烈なポジション争いと、トップチームへの"予感"−

Jユース杯決勝から、まだ1ヶ月足らず。3年生は卒業していったが、早くも新チームが始動した。今週は早速実戦形式の練習試合。それも、同じく始動したばかりのトップチームとの練習試合と言うこともあり、楽しみは倍増だ。トップチームの様子ももちろん気にはなるものの、プロ相手にユースがどこまで力を発揮できるのかが見所だった。もちろん、チームはこれから作られていく段階だし、まず誰がどのような形で試合出場するのかというところから、楽しみは尽きなかった。
 また、トップチームとの練習試合の後にはBチームの練習試合も組まれていたため、そちらの方も併せて見学することに。始動したばかりでAチーム・Bチームと分けられていることに少し驚きはあったが、それほど差が無いことは日頃見ているだけに承知していること。いずれにせよ、激しさが増し続けるユースのレギュラー争いが楽しみな私にとって、格好の「事前勉強」の一日となった。
 トップチームの顔触れを見ても、星原や平井が戻り、岡崎の加入によってガンバアカデミー出身選手は13人となった。引き続き、チームの約半数がアカデミー出身選手で構成されている。新監督を迎えてフレッシュな血が入ったことで、ポジション争いもリスタートとなる。アカデミーを追う者としては、より一層アカデミー出身選手の活躍が見られることを望みたい。チーム力が活性化するような熾烈な競争は、どのカテゴリーでも必須だ。

 今回はガンバ同士の練習試合ということもあり、詳細な内容は割愛。競争の第1歩となる練習試合から感じたユースのレギュラー争いと、トップチームについても少し触れてみることにした。



■今年最初の練習試合

 厳しい寒さによって冷気に覆いつくされたガンバ第2練習場。時折、その冷気を纏った暴風が吹き荒れるという、見学には最悪のコンディション。風は試合にも影響が予想されるほどだったが、そんな寒さにもかかわらず、新しいガンバの船出を見届けようと、多くのギャラリーが詰め掛けていた。狭い見学者スペースには2重にも3重にも人の列が出来るほど。その多くは、長谷川健太新監督の下、新しいチームへと変革しようとしているトップチームに期待を寄せるガンバサポーターたちだった。そんな環境の中で、ユースが試合を出来る機会もそう多くはないわけだし、アカデミーを日頃追いかけている私にとっては、「一発かましたれ!」とばかりに、多くのギャラリーにインパクトを残してもらいたいと、心の片隅にひっそりとそんな思いを抱いていた。
試合は30分ハーフ×4本で行われたが、1・2本目は両者主力組と思われるメンバーで挑み、3・4本目はそのバックアップに回ると思われるメンバーが起用された。トップチームには別メニューの選手がいたり、レアンドロやパウリーニョなどは来日もしていないとの事で、想定されるベストメンバーではなかったものの、ユースが胸を借りるには十分すぎるメンバーだった。対するユースは、2本目から早くも新1年生が登場するなど、メンバー争いが熾烈なことを思わせる采配を、梅津監督が披露した。 結果は1・2本目が0-0・0-1のスコアで終了。ユースにもチャンスの場面が訪れたが、"徐行運転"と言える状態のトップチームから得点を奪うことが出来なかった。一方、3・4本目では双方がメンバーを大きく入れ替えて臨む。トップチームはサテライトメンバーと思われる構成だったし、ユースもレギュラー争いに割って入れそうなメンバーが名を連ねた。結果は、ユースから関大経由でガンバにカムバックを果たした岡崎の2ゴールや、ローンバックで成長の片鱗を見せて欲しい平井のゴールで3失点。4本中1得点も果たせないまま、トップチームとの練習試合を終えた。 


■熾烈なレギュラー争いがチームを活性化

 トップチームとの試合に出場したメンバーが、まずは2013年のガンバユース・レギュラーに近いものと推測される。1本目に出場した小川直毅、福川和希、永保尭、内田裕斗など昨年の主力として活躍し、新3年生となるメンバーは引き続きレギュラーに近いと見て良いだろう。彼らが今年のガンバユースを引っ張っていく存在とならなければならない。一方で、それ以外のポジションでは熾烈なレギュラー争いが予想されそうだ。順を追ってポジション別に見てみよう。この練習試合でのフォーメーションは、4-4-2。昨季同様これは踏襲していくだろう。では、まずGKから。ここは棟方博文と林瑞輝の争いになると予想されているが、現在は棟方が負傷中であるため、林瑞輝が一歩リードか。記憶に新しいU-16代表での活躍もあり、GKで最も得ることが難しいタフな試合経験を積んでいるところも、林が有利なポイントと言えそうだ。続いて、CB。負傷時以外はレギュラーとして活躍した福川の相棒に起用されるのは誰か。昨年で言えば、和田一真が筆頭だろう。CBだけでなく永保不在時には右サイドも任され、新境地も開拓。複数ポジションをこなせる強みは大きい。しかし、ここに敢えて対抗馬を据えるとすれば、新2年生となる前谷崇博だろうか。キャプテンシーもあり、明るいキャラクターは盛り上げ隊長としても適任。本屋敷のように、ピッチ上で声によってチームをオーガナイズできる素質も持っている。何よりここで対抗馬として推したくなった理由は、この練習試合の2本目で登場したときの彼の風貌だ。一際目立った丸坊主姿と、半袖姿。雪国育ちの彼にとって、関西の寒波は屁でもないのだろうか…。この逞しさをレギュラー争いに力を代えて発揮できれば、ゆくゆくは福川の相棒に収まっているかもしれない。サイドに関しては、永保・内田の両翼は今年も健在だろう。しかし、両サイドをこなせるようになった阿部勇輝が控えているのはさらに心強い。右サイドには攻撃力が売りの吉村弦も控えているし、この4人によるサイドの争いは熾烈を極めるのは間違いない。
続くMF陣。ここが熾烈な争いになるのは、ガンバにとっては必然のこと。熾烈だからこそ優秀な選手も輩出してきた。そんな中盤のレギュラー争いが、面白くならないわけがない。小川直毅は元々FWだったこともあり、個人的には原点回帰も予想しているのだが、そうなると誰が割って入ってきてもおかしくない。ここでは中盤で起用されたので、中盤のレギュラー筆頭としても、残り3人が誰になるのか。まずはボランチ。昨年福田とコンビを組むことが多かったのは東宏樹と井手口陽介。恐らくこの2人がレギュラーに近いだろう。攻撃的な中盤のあと1ピース。東がここへ回ってくることも考えられるし、線の細さは気になるが、東同様レフティーの嫁阪翔太も候補だ。昨年のBチーム公式戦で唯一見た大阪2部・3部入れ替え戦。結果敗戦した試合だったが、この試合で最も気を吐いていたのは彼だった。負けん気の強さは玉際での攻防にも表れていたし、そういう選手はポジション争いでも期待できそうだ。また、ドリブルでのスピードならチーム1と思われる平尾壮にもチャンスは大いにありそう。嫁阪がゲームを作る選手であるのに対し、積極果敢にドリブルで仕掛けていくことができるのが売りの平尾。今のガンバユースにはあまりいないタイプだし、貴重な武器でもある。テクニックがあり飛び出しの速さが売りの小川に対し、自らの仕掛けスピードで相手を切り裂く平尾のコンビも面白そうだ。
 最後にFW。新たに再構築する必要があるのが、このポジションだ。昨年、出岡・薮内に続いて試合出場を果たしていたのは、中村文哉・山拓海・妹尾直哉の新2年生トリオ。この3人からレギュラー2トップが生まれる可能性が高い。しかし、彼ら3人に共通して持ち合わせていないスタイルが、ポストプレー。レギュラー候補にポストプレーヤーが不在というところは、いささか不安なのが正直なところ。個人的には、有馬幸祐と和田健太郎の2名の奮起に期待したい。彼らもそもそもポストプレーヤーというわけではないのだが、有馬などはポストプレーの動きもできるし、本来なら軸になってもらいたい選手だ。去年は出岡の影に隠れていたが、もう一皮剥けて進化することに期待したい。


■我らが梅津監督を、悩ませろ!

 ここまでは、昨年もユースに所属していたメンバーで新たなレギュラー争いに加わりそうな選手たちをピックアップしてきた。しかし、もちろんここには更に新1年生が割って入ってくる。何せ、昨年U-15世代で一大旋風を巻き起こしたJrユースからの昇格メンバーもいるし、それ以外でも日本各地からガンバユースを選んでくれた選手が加わってくる。トップチームとのTMには市丸瑞希、岩本和希、睫攵歓佑登場。彼らはスタメン争いにも加わってくる可能性は高そうだ。もちろん、"市丸瑞希推し"を引き続き今年も声高に名乗らせていただきたい私にとって、楽しみは増す一方である。また、ユースに参加できていない新1年生は他にもいるため、まだまだ熾烈な争いは続いていくだろう。さらに付け加えたいのは、新3年生の活躍をもっと見たいということである。先述の有馬のように、レギュラー争いに食い込めていない3年生メンバーは他にもいる。1年生、2年生が軸になれば、それだけ試合出場も叶って成長できる機会は増える。それはそれで大変望ましいことなのだけれども、私はもっと新3年生の姿を見たいし、期待している。DF陣には3年生が多くなりそうな気配だが、中盤前線にはなかなか名前が挙がってこない。チームが活性化するためにも、そして自分自身のためにも、さらなる奮起と成長に期待したい。レギュラー争いで梅津監督の頭をとことん悩ませるようになれば、見守る私たちにも楽しみは増えると言うもの。今以上に、嬉しい悩みで苦悩する梅津監督の姿を見ることができることを願いたい。


■アカデミー出身選手の活躍こそ、クラブの財産

 ちなみに、実を言うとトップチームの状態はほとんど追うことができなかった。せっかく新監督の初陣だったというのに…。ピッチ上の両チームを平等に追うということが、私の課題であるのは今年も変わらなさそうだ。片方のチームを見続けることには慣れているのだが、両方から試合の行方を追うのは本当に難しい。世の評論家の方々には改めてすごいと思わせられる(ただし、第2練習場での見学だったと言うことが一層難しくさせていたことは強調させていただきたい!)。そんな中でも、印象に残っているトップチームの選手を挙げておこう。それは倉田、内田、岡崎の3人だ。倉田や岡崎は得点を挙げていたという簡単な理由もあるけれど、内田はMF登録されたようにボランチが主戦場になりそう。明神が別メニューだったとはいえ、他の選手には無いうまさとクレバーさが武器になることは以前から感じている。内田を含めたこの3人が、今年からの新たなガンバの心臓になる予感がしたのだ。足元のうまさは当然のこと、玉際での攻防でも競り合いを厭わない。アカデミー出身である個性+αを感じることができる彼ら。そして何より、彼らはまだ若い。これは予感と言うより願望なのだろうか…。つまるところ、私の頭は「ガンバアカデミーで一杯」という事なのだろう。そんな私の喜びを、今以上にもっと増やしてくれる予感がした、ガンバの新たな船出。そんなガンバ大阪というクラブに、今年も大いに期待したいと思う。

lifegoeson7 at 23:59│Comments(4)TrackBack(0) '13ユース | '13ガンバ大阪

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この記事へのコメント

1. Posted by かる   January 28, 2013 12:57
5 平尾はどうでしたかね?

出岡と徳永は関学ですね

徳永は、よく走るしガンバも4年後、よそに取られないようにしないと
2. Posted by anziyasu   January 28, 2013 18:25
かるさん>平尾だけではないのですが、みんななかなか持ち味出せていなかったですね〜。でも、最初のTMでプロ相手と考えたら、よくやっていたと思います!

徳永、ほんとにいい選手になりましたからね。欲しがるチームはいずれ出てくるような逸材だと、僕も思います。大学でもどんどん成長していってほしいです!
3. Posted by たからっち   January 28, 2013 22:58
anziyasuさん 

始まりましたね。忙しくなりそうですね。

楽しみにしていますよ!!
4. Posted by anziyasu   January 29, 2013 10:15
たからっちさん>始動しましたね〜。忙しくなるほど見に行くことが出来ればいいのですが…どうにかしていきたいと思いますw

ご期待に添えるかわかりませんが、これからもマイペースでやっていければいいなと思ってます!ありがとうございます!

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